構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。



構造解析の
未来を拓いた25年

研究から生まれた革新


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SNAPとは

構造解析を、
もっと自由に。

SNAPは任意形状の構造物に対し部材レベルの弾塑性の時刻歴応答解析、応力解析、増分解析を行えるソフトウェアです。
SNAPは構造解析ソフトとして誕生し、25年間、研究者・技術者の挑戦を支えてきました。

SNAP Ver.1
SNAP Ver.1 1999/7/1
SNAP Ver.8
SNAP Ver.8 2020/10/30

研究ツールから商用ツールへ

  • 1996年4月
  • 販売を見据えたUI開発スタート

    1996/4

    東京大学青山研究室で作られたプログラムを建設会社へ販売するためにユーザーインターフェースの開発を始める。

  • マイクロソフト
    「Windows 98」発売

    1998/7/25

  • 1999年7月
  • 任意形状立体フレーム弾塑性動的応答解析

    「SNAP Ver.1」発売

    1999/7

    任意形状の構造物に対する静的応力解析、静的増分解析、部材レベルの復元力特性による動的応答解析および質点系の動的応答解析などの高度な解析を弾塑性域で行えました。

    弾塑性モデルは、21種類の復元力特性を持つ材端バネ、マルチスプリングモデル、マルチせん断モデル、高減衰ゴム・鉛プラグ入り積層ゴムモデルを用意していました。

    各材端バネ、マルチスプリングモデル(MS)、マルチせん断モデル(MSS)
    各材端バネ、マルチスプリングモデル(MS)、マルチせん断モデル(MSS)

    層せん断力-層間変位関係、応力図、変位図、崩壊機構図、固有モード図、変位の時刻歴、応力-変形関係を出力することができました。

    静的増分解析の出力例
    静的増分解析の出力例
    動的応答解析の出力例
    動的応答解析の出力例
  • Amazon.comの日本語版サイト「Amazon.co.jp」としてオープン

    2000/11/1

  • 2002年9月
  • 「SNAP Ver.2」発売

    2002/9

    ・等価せん断モデルの自動生成

    ・粘性体ダンパーは、速度比例、バイリニア、トリリニア、べき乗に対応

    ・各種免震・制振部材は、データベースから選択可能

    ・Maxwellモデル、Voigtモデルに対応し、取り付け部の剛性も考慮可能

    ・アニメーション表示プログラム「SNAP-GP」発売

    Maxwellモデル、Voigtモデルに対応
    Maxwellモデル、Voigtモデルに対応
  • NEC、PC-9800シリーズの受注終了

    2003/9/20

  • 2004年7月
  • 「SNAP Ver.3」発売

    2004/7

    ・モード減衰への対応

    ・多点入力

    ・エネルギーと部材別層せん断力の集計

    ・MSモデルのバネの応答結果出力

    エネルギーと部材別層せん断力の集計
    エネルギーと部材別層せん断力の集計
    MSモデルのバネの応答結果出力
    MSモデルのバネの応答結果出力
    風荷重の解析
    付属建物の振動
    床の上下振動
    建物と杭の連成振動

    多点入力

  • 2005年5月
  • 「SNAP Ver.3.1」発売

    2005/5

    ・面荷重

    ・等価曲げせん断棒モデルの自動生成

    ・部材最大応力値の集計

    ・粘弾性ダンパー(歪依存性考慮)

    ・鋼材ダンパー(疲労損傷評価)

    ・モード・アダブティブ・プッシュオーバー(MAP)解析

    ・座屈用 柴田-若林モデル

    座屈用 柴田-若林モデル
    座屈用 柴田-若林モデル
  • 耐震強度偽装事件 発覚

    2005/11/17

  • 2007年6月
  • 「SNAP Ver.4」発売

    2007/6

    ・操作性の向上

    ・地震波のスペクトル表示

    ・弾塑性モデルの自動生成

    ・危険断面位置・仕口パネルに対応

    ・施工効果(鉛直方向変形を無視した初期荷重解析)

    ・断面計算(MED-3とデータ連携)

    危険断面位置・仕口パネル
    危険断面位置・仕口パネル
    地震波のスペクトル表示
    地震波のスペクトル表示
  • 2009年8月
  • 「SNAP Ver.5」発売

    2009/8

    ・荷重と弾性モデルの自動生成

    ・床スラブ(平面板要素)の弾性解析

    ・複素固有値解析

    ・偏心率計算

    ・すべり支承

    ・地盤用 Hardin-Drnevich モデル

    ・木造用 Wayne-Stewart モデル

    床スラブの応力度図
    床スラブの応力度図
    剛心・重心位置図
    剛心・重心位置図
  • 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)

    2011/3/11

  • 2012年2月
  • 「SNAP Ver.6」発売

    2012/2

    ・プロパティウィンドウ

    ・壁開口と雑壁のモデル化

    ・MNモデル

    ・有効質量比計算

    ・局部座屈 Ramberg-Osgood モデル

    ・一括で図化出力

    ・告示波作成「SNAP-WAVE」発売

    MNモデル
    MNモデル
    4つの図を一括で出力
    4つの図を一括で出力
  • 2015年11月
  • 「SNAP Ver.7」発売

    2015/11

    ・木造(荷重と弾性モデルの自動生成、接合バネの非線形化)

    ・計算処理の高速化(64bit Windows対応、マルチコアCPU対応)

    ・免震制振(装置や変動係数などの比較、免震の付加曲げ考慮、免震変形を指定した固有値解析)

    ・免震用 Kikuchi-Aiken モデル

    ・指定された項目の一覧表の出力

    1つのファイルに複数の解析モデルを作成
    1つのファイルに複数の解析モデルを作成
    矢印
    矢印
    解析結果を同じグラフに出力
    解析結果を同じグラフに出力
  • 2020年11月
  • 「SNAP Ver.8」発売

    2020/11

    ・制振部材のモデル化

    ・座屈固有値解析

    ・幾何学的非線形解析

    ・S造はり部材の疲労損傷評価

    ・鋼材ダンパー用修正 Menegotto-Pinto モデル

    ・構造計算書

    ・最適化ツールとの連携


    新バージョンで追加された機能詳細は こちら から

1996年4月
販売を見据えたUI開発スタート

東京大学青山研究室で作られたプログラムを建設会社へ販売するためにユーザーインターフェースの開発を始める。
1999年7月
任意形状立体フレーム弾塑性動的応答解析
「SNAP Ver.1」発売

任意形状の構造物に対する静的応力解析、静的増分解析、部材レベルの復元力特性による動的応答解析および質点系の動的応答解析などの高度な解析を弾塑性域で行えました。

弾塑性モデルは、21種類の復元力特性を持つ材端バネ、マルチスプリングモデル、マルチせん断モデル、高減衰ゴム・鉛プラグ入り積層ゴムモデルを用意していました。
層せん断力-層間変位関係、応力図、変位図、崩壊機構図、固有モード図、変位の時刻歴、応力-変形関係を出力することができました。
2002年9月
「SNAP Ver.2」発売

  • 等価せん断モデルの自動生成
  • 粘性体ダンパーは、速度比例、バイリニア、トリリニア、べき乗に対応
  • 各種免震・制振部材は、データベースから選択可能
  • Maxwellモデル、Voigtモデルに対応し、取り付け部の剛性も考慮可能
  • アニメーション表示プログラム「SNAP-GP」発売
2004年7月
「SNAP Ver.3」発売

  • モード減衰への対応
  • 多点入力
  • エネルギーと部材別層せん断力の集計
  • MSモデルのバネの応答結果出力
2005年5月
「SNAP Ver.3.1」発売

  • 面荷重
  • 等価曲げせん断棒モデルの自動生成
  • 部材最大応力値の集計
  • 粘弾性ダンパー(歪依存性考慮)
  • 鋼材ダンパー(疲労損傷評価)
  • モード・アダブティブ・プッシュオーバー(MAP)解析
  • 座屈用 柴田-若林モデル
2007年6月
「SNAP Ver.4」発売

  • 操作性の向上
  • 地震波のスペクトル表示
  • 弾塑性モデルの自動生成
  • 危険断面位置・仕口パネルに対応
  • 施工効果(鉛直方向変形を無視した初期荷重解析)
  • 断面計算(MED-3とデータ連携)
2009年8月
「SNAP Ver.5」発売

  • 荷重と弾性モデルの自動生成
  • 床スラブ(平面板要素)の弾性解析
  • 複素固有値解析
  • 偏心率計算
  • すべり支承
  • 地盤用 Hardin-Drnevich モデル
  • 木造用 Wayne-Stewart モデル
2012年2月
「SNAP Ver.6」発売

  • プロパティウィンドウ
  • 壁開口と雑壁のモデル化
  • MNモデル
  • 有効質量比計算
  • 局部座屈 Ramberg-Osgood モデル
  • 一括で図化出力
  • 告示波作成「SNAP-WAVE」発売
2015年11月
「SNAP Ver.7」発売

  • 木造(荷重と弾性モデルの自動生成、接合バネの非線形化)
  • 計算処理の高速化(64bit Windows対応、マルチコアCPU対応)
  • 免震制振(装置や変動係数などの比較、免震の付加曲げ考慮、免震変形を指定した固有値解析)
  • 免震用 Kikuchi-Aiken モデル
  • 指定された項目の一覧表の出力
2020年11月
「SNAP Ver.8」発売

  • 制振部材のモデル化
  • 座屈固有値解析
  • 幾何学的非線形解析
  • S造はり部材の疲労損傷評価
  • 鋼材ダンパー用修正 Menegotto-Pinto モデル
  • 構造計算書
  • 最適化ツールとの連携

SNAPのいま

最前線から
寄せられた声

実際にSNAPをお使いいただいているユーザーの方々に、お話を伺いました。


研究・設計・建設のプロが語る導入の決め手

教育・研究の現場、設計の現場、建設の現場。それぞれの立場から語られる「導入の決め手」と「導入後の効果」は、これから導入を検討する方にとって貴重なヒントとなるはずです。

7軸加力装置

サブストラクチャ仮動的実験だからこそ得られる結果

「SNAP」はいろんなタイプの特殊な構造、複雑な立体解析モデルを組め、弾塑性解析が安定して実施できるプログラム....

国立研究開発法人 建築研究所

本社社屋モデル図

北海道胆振東部地震の損傷予測として役立てたい

実際の減衰定数など推定でき、「SNAP」で得られる知見は貴重です。最大層間変位と減衰定数に関連の....

岩田地崎建設株式会社

構造全体概要、モーメント抵抗接合部

木質構造の解析に最も利便性が高い解析プログラム

入出力データの操作性に優れ汎用性が高い市販の解析プログラムの導入が必要となりました。....

株式会社日本システム設計

これからのSNAP

さらなる挑戦を共に。

SNAPは単なる解析ソフトウェアから、思考を助ける“パートナー”へ。

一貫構造計算の枠を超えるデータ連携

「構造モデラー+NBUS7」とシームレスに連携

SNAP-構造モデラー+NBUS7 シームレスに連携

構造モデラーで入力・計算された架構・部材、荷重・質量、弾塑性データをそのままSNAPへ転送可能。
質点系や部材レベルの弾塑性解析・時刻歴応答解析など、従来の一貫構造計算ソフトでは難しかった動的設計検討を、スムーズかつ高度に実現できます。
また、SNAPは、国内標準ST-Bridge形式に対応しており、各種BIM関連ソフトとの連携も可能。 BIM・断面計算との横断的連携で、設計業務をもっと効率的に。

RC/SRC/S/CFT造建物の一貫構造計算 構造モデラー+NBUS7
Autodesk Revitデータ共有オプション 構造モデラー+Revit Op.
基礎・杭・地盤の構造計算 構造モデラー+基礎
RC/SRC/S/CFT/基礎の構造躯体数量概算 構造モデラー+COST
RC/SRC/S/CFT造の伏図・軸組図自動生成 構造モデラー+伏図・軸組図
建築設計プラットフォーム i-ARM

最適化計算対応

SNAP-modeFRONTIER連携

SNAP-modeFRONTIER 最適化計算時のデータフロー
SNAP V8 x python x modeFRONTIER

設計最適化支援ツール「modeFRONTIER」と SNAP の連携により最適化計算を実現

繰返し計算を自動化して最適を導く

クラウドシステム対応

SNAP-Rhino/Grasshopper連携

データ変換プラグイン「KONSTRU2SNAP」のイメージ

「KONSTRU2SNAP」によるRhinoceros|Grasshopper と SNAP の双方向データ連携を実現

Shimz DDE の「KONSTRU2SNAP」を一般公開
SNAP-Rhino/Grasshopper連携セミナー

実務経験者募集中(建築構造設計・構造解析等)

SNAPの次なるフェーズを、ともに創り上げる仲間を募集しています。
建築構造解析の現場を知るあなたの経験を、ソフトウェアに活かしませんか?





未来の
構造技術者を育む

実務に直結する学びの場を、私たちは支援します。

構造設計の現場で使われるツールに、学生時代から触れる機会を。


教育・研究・実務の架け橋となる

AIJ 主催イベント X 構造システム

未来を担う技術者の育成をSNAPが支援

AIJ コロキウム参加学生に、SNAPを無償提供。構造設計の現場で使われるツールに、学生時代から触れる機会を用意。
未来を担う技術者の育成をSNAPが支援しています。

AIJ コロキウムの詳細を見る

研究の現場に根ざした信頼の歩み

SNAPを利用した学会論文の推移

SNAP関連論文の年別推移グラフ
  • 累計530本以上の論文で使用
  • 主な発表先:日本建築学会、日本地震工学会

SNAPは、建築構造に関する多数の学術研究・論文で活用されており、日本建築学会大会や構造工学シンポジウムなど、主要な研究発表会にて採用実績を積み重ねています。
発表件数は年々増加しており、2020年代に入ってからはさらに加速。大学や研究機関における教育・研究ツールとして、着実に地位を築いています。

効果的に活用していただくために

セミナーや操作講習会、グループイベントを随時開催しています

基本操作から実務での活用方法までを丁寧に解説するセミナーや操作講習会、グループイベントを随時開催しています。
初めての方でも安心してご参加いただけるよう、サポート体制も整えています。

お問い合わせはこちら
セミナーや操作講習会、グループイベントを随時開催しています

note「構造システム・企画室から」はじめました

公式ホームページでは伝えきれない情報や、ストーリーをお届けします。

SNAP関連
プログラム

さらに便利に
使うために。

オプションプログラム・関連製品のご紹介。


RC/SRC/S/CFT造建物の一貫構造計算 「構造モデラー+NBUS7」
RC/SRC/S/CFT造および木造の断面計算 「SNAP-MD」
解析結果の3Dアニメーション表示ツール 「SNAP-GP」
模擬地震波作成 「SNAP-WAVE」


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