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久しぶりでも感覚的に使えるシンプルさがうれしい

事例レポート

太平洋セメント株式会社
- 久しぶりでも感覚的に使えるシンプルさがうれしい -

太平洋セメント株式会社様は日本を代表するセメントメーカーで、国内外に大規模なプラントや生産設備を展開し、社会インフラの整備や産業の発展に貢献されています。
設備部 土木建築グループでは、セメント工場に関わる建築・営繕業務を担当されており、工場内の各種建屋や設備関連施設の設計・改修などを行われています。 今回は、片倉様に、確認申請時の日影検討を中心とした「i-ARM」の活用についてお話を伺いました。


片倉 佑介 氏
太平洋セメント株式会社
設備部 土木建築グループ
片倉 佑介カタクラ ユウスケ 氏
太平洋セメント株式会社
設立
1881年
所在地
東京都文京区
URL
https://www.taiheiyo-cement.co.jp



― 現在の業務内容について教えてください。

片倉氏 主にセメント工場関連の建築・営繕業務を担当しています。
内容としては、電気室、機械設備の建屋、倉庫、サイロ関連、既存設備の補強・改修などが中心です。 新築だけではなく、既存設備の改造や補強などの営繕業務も多いですね。

― 普段はどのようなソフトを使用されていますか?

片倉氏 用途によって使い分けていますが、法規確認業務では「i-ARM」のみを利用しています。 また、構造解析では、「FAP-3」や 「構造モデラー+NBUS7」などを利用しています。

― 年間でどのくらいの案件を担当されているのでしょうか?

片倉氏 建築物としては、小さいものも含めて年7~8件程度です。
タンクやサイロ、倉庫など、工作物を含む案件も多いですね。

― 普段、「i-ARM」はどのような業務で活用されていますか?

片倉氏 年に3回程度、主に確認申請用の日影図作成で使用しています。
直近だと、建屋を敷地北側に寄せて建てる場合など、日影規制の確認が必要なケースで利用しました。

また、確認申請とは別に、敷地内の日影状態を確認するために使用することもあります。

― 御社のような規模の大きい会社ですと、プロジェクトの進め方が気になるところですが、どのような体制で進められているのでしょうか?

片倉氏 一般的な案件であれば、土木建築グループから建築担当が1名入ります。
そのほか、生産管理部門、工場運営部門、機械担当、電気担当なども加わり、全体で5~6名程度になることが多いです。

― 「i-ARM」での業務は専任の方だけが行うのでしょうか?

片倉氏 基本的には建築のメンバーはみんな使っています。
年に1~2回触るかどうかくらいの頻度ですが、その時に普通に使えるくらいのシンプルさはありますね。 建築メンバーは比較的若く、みんな30代前半くらいなので、ソフトウェア操作への苦手意識もあまりないと思います。

― 久しぶりに使う際の操作性はいかがでしょうか?

片倉氏 久しぶりに触るときは、毎回「どうだったかな」と思いながら操作しています(笑)。
ただ、UIがわかりやすいので苦労することなく活用することができています。 CAD上で配置して計算する流れなので、感覚的に使いやすいですね。 日影計算についても、特に問題なく使えています。

― 日影計算を主に使われているということですが、逆日影を検討することもありますか?

片倉氏 はい、あります。
以前、建築可能ボリュームの確認用途で使いました。
工場全体で計算するとかなり重くなるので、ピンポイントで確認する形でした。

― 「i-ARM」に対して、今後期待することはありますか?

片倉氏 3D・パース関係でしょうか。
以前、事務所案件で完成イメージを共有したくて試したことがありました。 工場関係者には、パースのような見た目がないとイメージが伝わりづらい部分があります。 そのため、簡単な操作でレンダリングできること、軽快にモデリングできること、ボリューム入力から壁・床・屋根などを自動生成できることなどができるとありがたいですね。


活用事例

― 「i-ARM」を使っていて印象に残っている案件があれば教えてください。

埼玉工場の事務所(※実際のi-ARMのデータ画面)

片倉氏 埼玉工場の事務所案件です。

自社工場のセメント製造設備を集中管理する中央制御室の老朽化に伴い、敷地北側にRC造2階建て・床面積566m2の建物を新築し、機能移転を行った案件でした。
この案件は既存不適格に関係するもので、日影規制による建物高さの検討が必要でした。 また、埼玉県条例による条件もあり、敷地境界から5mで2.5時間、10mで1.5時間といった日影条件を確認しながら計画を進めていました。

設計自体は外部へ委託していましたが、確認申請は社内で対応しており、申請に添付する日影図の作成に「i-ARM」を活用しました。


最後に

今回のインタビューでは、建築・営繕業務を担当されている片倉様に、「i-ARM」を活用した日影規制の検討や日影図の作成についてお話を伺いました。
利用頻度が高くなくても、必要な時にすぐ使える「i-ARM」のシンプルな操作性は、ぜひ他のユーザー様にも知っていただきたいポイントです。
今後も、お客様の業務を支えるツールとして、より使いやすい製品づくりに努めてまいります。
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。


建築設計プラットフォーム / i-ARM

「i-ARM」は、建築の企画・基本設計段階で必要となる ボリューム検討・法規チェック・環境解析・図面作成を 一つのソフトで行える3D建築設計ツールです。
複数案の比較や法規適合の確認をスピーディに行うことで、設計初期の検討精度と業務効率を大きく向上させます。

「i-ARM」の機能紹介 



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