構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。
HOUSE-ST1
技術情報
2021年3月4日、在来木造の構造計算ソフト HOUSE-ST1 Ver.8 の特徴や新機能を紹介するオンラインセミナーを開催いたしました。 当日はZoomとYouTubeを通して、多くのお客様にご参加いただきました。
講習内容
講習動画をYouTubeに公開しました(約60分)。
また、参加者よりお寄せいただいた感想と質疑応答の一部を掲載しました。
HOUSE-ST1をお使いの方、これから導入を検討されている方の参考になれば幸いです。
弊社は今後もオンラインセミナーの開催を計画しております。開催が決まりましたらホームページやメルマガでお知らせしますので、是非ご参加ください。
また、YouTubeチャンネルには、過去に開催したセミナーの動画やソフトの操作説明動画もございますので、お仕事の合間にぜひご覧ください。
※ 本セミナーは、2021年3月に行われたHOUSE-ST1 Ver.8 オンラインセミナーにて発表した内容となります。
※ 再生される動画には音声解説が付いていますので、スピーカーをオンにしてご覧ください。
参加者アンケートでは、セミナーの満足度やご感想・ご要望などをお答えいただきました。 質疑応答の一部とあわせて、以下に報告いたします。
セミナーの内容に対するご感想
開催時間(1時間)に対するご感想
セミナー全般に対するご意見・ご要望
入力の操作、計算・出力の操作は弊社ホームページに動画がございます。
ご覧いただければと思います。
出力も可能です。拡張子がjwc、jwwに対応しています。
印刷時にPDFファイルに保存することで、出力されている計算結果はすべてPDF出力可能です。
対応CAD形式:mps、mpz、mpx、mpw、mpp、dwg、dxf、jwc、jww
但し、3Dモデルは、mpw, mpp, jwc, jwwで保存できません。
セットバックにより傾斜した耐力壁等はモデル化を設計者が行い壁倍率として入力していただくことになります。モデル化については「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)①」P.82の2.4.5の(3)及び、P.83の解説の(3)が参考になるかと思います。
日本農林規格(JAS)に基づく基準強度を、部材材質リストにおいて、入力して下さい。 構成は異等級構成集成材です。部材せい(mm)が300超450以下の場合は、寸法調整係数が異等級構成集成材では0.96となり、LVLは0.98ですので調整(基準曲げ強度の調整)が必要と思います。
金物は、あらかじめ登録されているものについては変更できません。新たに、[基本データ]メニューの[接合部]において、記号や仕様、耐力などを登録してください。
CLTを用いた場合に、解析で弊社の任意形状立体フレームの弾塑性解析SNAPが利用されています。
CLTパネル工法のモデル作成をSNAPで行った事例をホームページで紹介しています。
この他に、製品の操作や仕様に関するご質疑・ご要望などをいただき、個別に回答を差し上げました。
ご要望は今後の製品開発で検討させていただきます。
また、オンラインサポートセンターには、HOUSE-ST1のQ&A情報を掲載しておりますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。