構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。
上部構造と杭基礎の一体解析に対応、温度応力対応、応力計算速度の向上、ほか
2026年2月24日
主な追加機能
上部構造と杭基礎の一体解析への対応
従来の「上部構造と杭基礎の分離モデル」に加え、新たに「上部構造と杭基礎の一体解析モデル」を選択可能にします。
上部構造と杭、地盤の相互作用を単一モデル内で直接考慮することで、より実状の建物に即した挙動の把握が可能になります。
また、基礎ばりの有無・剛性を考慮した応力の負担が自動的に考慮されるため、分離モデルで必要だった「曲げ戻し」や「基礎計算用軸力の調整」といった手動プロセスが不要になります。
上部構造と杭基礎の分離モデル
上部構造と杭基礎の一体解析モデル
解析モデル図
杭一体解析を行うためには許容応力計算条件にて指定して下さい。
許容応力計算条件
温度応力の対応
柱、はりやブレース部材に対して温度を入力することで、部材に作用する荷重項を計算することができます。
温度応力は独立した荷重ケースとして解析を実行します。
SNAPデータ作成、FAP-3データ作成においては荷重項ではなく標準値及びx、y位置の温度を転送します。
1)柱
2)はり
3)ブレース
温度応力
温度応力リスト
応力計算速度の向上
応力計算の処理内容を見直して、計算速度の向上を図りました。
以下はルート3における一貫構造計算に要した比較結果となります。
| 建物規模 | 計算時間 | 比較 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Xスパン数 | Yスパン数 | 階数 | 節点数 | Ver.2.1.1.4 | Ver.2.2.2.0 | 短縮率 | 速度向上率 |
| 54 | 39 | 8 | 139 | 27分08秒 | 19分25秒 | 0.72 | 1.40 |
| 52 | 54 | 4 | 849 | 48分17秒 | 24分16秒 | 0.50 | 1.99 |
| 8 | 3 | 28 | 921 | 5分08秒 | 4分31秒 | 0.88 | 1.14 |
| 6 | 2 | 8 | 174 | 46秒 | 45秒 | 0.98 | 1.02 |
| 4 | 2 | 1 | 43 | 12秒 | 10秒 | 0.83 | 1.20 |
IS ベース柱脚工法の評定番号を更新
ISベース柱脚工法の次の評定番号を更新しました。
| 製品名 | 適用範囲 | 日本建築センター評定番号 |
|---|---|---|
| ISベース柱脚工法 |
角形鋼管 円形鋼管 H形鋼 |
ST0282-04 |
製品詳細および在庫等につきましてはISベース公式サイトをご覧ください。
キョウエイリング685②に対応。キョウエイリングSD490、キョウエイリング685、キョウエイリング785を更新
柱、はりのせん断補強筋「キョウエイリング685②(USD685②)」(共英製鋼株式会社・共英加工販売株式会社)が使用できるようになりました。
また、「キョウエイリングSD490(SD490(K))」、「キョウエイリング685(USD685)」、「キョウエイリング785(USD785)」の評価更新を行いました。
「キョウエイリングSD490(SD490(K))」、「キョウエイリング685(USD685)」、「キョウエイリング685②(USD685②)」、「キョウエイリング785(USD785)」の詳細につきましてはつぎの設計指針をご参照ください。
| 製品名 | 技術評価 |
|---|---|
|
キョウエイリング785 キョウエイリング685 キョウエイリング685② キョウエイリングSD490 |
SABTEC評価20-01R3 |
キョウエイリング設計施工指針の技術評価の詳細は、(一社)建築構造技術支援機構(SABTEC機構)ホームページをご覧ください。