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構造モデラー+NBUS7 Ver.4.1 リリースのお知らせ

2025年7月30日

構造モデラー+NBUS7 Ver.4.1 リリースのお知らせ

RC/SRC/S/CFT造建物の一貫構造計算「構造モデラー+NBUS7 Ver.4.1」 で追加・改善される機能について、ご紹介いたします。
なお、リリース日は2025年8月末を予定しています。

「2025年版 建築物の構造関係技術基準解説書」(黄色本)対応

2025年6月30日に発刊された「2025年版 建築物の構造関係技術基準解説書」に対して、以下の項目に対応します。
なお、2025年版技術基準解説書のすべてを網羅している状況ではありません。 今後、状況を判断して対応項目を追加する場合があります。

横にスクロールできます 

P:技術基準解説書(第1版第1刷)の頁番号

告示 平19国交告第593号第一号
  • 鉄骨造の計算ルート1-3の追加
  • ルート1-3における水平力を負担する筋交いの有効細長比に応じた地震力の割増
  • P.383
告示 平19国交告第1274号第七号
  • 計算ルート2における剛性率規定の合理化(上層部分・下層部分それぞれについての剛性率と、上層部分と下層部分の剛性率の比率の確認)
  • P.51
告示 令6国交告第955号
  • ボルト接合によることができる安全上支障がないことの確認(ボルト孔のズレによって生じる層間変形角の割増)
  • P.180
告示 平19国交告第593号第四号・第五号
  • 鉄骨造とその他の構造の併用する際の計算ルートの指定
  • P.385
告示 昭55建告第1792号第1・第4
  • 鉄筋コンクリート造計算ルート3の腰壁・垂れ壁付はり部材種別指標τuの算定方法の変更
  • 鉄筋コンクリート造柱はり接合部のせん断耐力の確認
  • P.424
  • P.428
告示 平19国交告第594号第4
  • 鉄筋コンクリート造部材のせん断破壊の防止(保証設計)
  • P.433
付録1-3 鉄筋コンクリート造に関する技術資料
  • 鉄筋コンクリート造柱のせん断ひび割れ強度式の耐力係数の変更
  • 鉄筋コンクリート造のルート1および2、3における柱はり接合部に対する構造規定の追加
  • P.702
  • P.730
付録1-4 鉄骨鉄筋コンクリート造に関する技術資料
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造の柱、はりのせん断終局強度式の学会SRC規準式への変更
  • P.767
ほか
  • 日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(2024)」への準拠

※ 現行バージョンで対応済



「2024年改定 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」(RC規準)対応

2024年12月に発刊された「2024年改定 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」に対して、以下の項目に対応します。

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P:RC規準(2024年第10版第1刷)の頁番号

19条 壁部材の算定
  • 開口高さによる低減率(19.11)(19.12)式の扱いの変更
  • P.297
20条 基礎
  • 杭基礎の許容曲げモーメント(解20.13)式の適用範囲の追加
  • P.378

※ 構造モデラー+基礎 Ver.1.2で対応



節点同一化

Ver.4.0で対応した節点(通り心同士の交点)の直上の層または直下の層の節点との同一化に加え、X、Y方向の隣り合う軸の節点を同一化することができるようになります。
自走式駐車場スロープや層をまたぐ傾斜ばりに加え、セットバック壁、二股に分かれるV字柱、入母屋および寄棟屋根など多様な架構を形状通りに入力、モデル化することができます。

V字柱

V字柱

入母屋および寄棟屋根

入母屋および寄棟屋根

傾斜柱および壁

傾斜柱および壁



FAP-3データ転送

構造モデラーで入力した建物形状データや計算結果から、FAP-3データを作成します。
転送範囲内の主架構を構造モデラーで入力した建物形状のまま立体フレームとして作成します。 また、指定により、節点荷重、部材荷重、等価節点荷重、剛床荷重、および荷重ケースが転送できます。

FAP-3データ転送


ご意見・ご要望への対応

ユーザーのみなさまから頂いたご意見・ご要望に対して、順次対応を予定しています。
今回のVer.4.1で対応する機能についてご紹介します。

  • ルート判別に用いる層間変形角の計算から除外する柱の指定
  • メーカー製の認定品柱脚の基礎柱に対する断面計算の指定
  • RCはりの主筋1本、あばら筋1本の配筋入力
  • S造はり保有耐力横補剛の計算条件の変更
  • ほか


その他

  • データ連携
    国土交通省の「令和6年度建築基準整備促進事業」事業番号M13「大規模地震発生後のRC造共同住宅の継続使用性評価手法に関する検討」
    において開発された「応答評価Webプログラム」用の、応答点ステップ計算用データファイルと応答評価用データファイルの出力(書き出し)に対応



ご不明な点がございましたら、営業までお問い合わせください。


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