2025年7月30日
構造モデラー+NBUS7 Ver.4.1 リリースのお知らせ
RC/SRC/S/CFT造建物の一貫構造計算「構造モデラー+NBUS7 Ver.4.1」 で追加・改善される機能について、ご紹介いたします。
なお、リリース日は2025年8月末を予定しています。
「2025年版 建築物の構造関係技術基準解説書」(黄色本)対応
2025年6月30日に発刊された「2025年版 建築物の構造関係技術基準解説書」に対して、以下の項目に対応します。
なお、2025年版技術基準解説書のすべてを網羅している状況ではありません。
今後、状況を判断して対応項目を追加する場合があります。
P:技術基準解説書(第1版第1刷)の頁番号
告示 平19国交告第593号第一号 |
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告示 平19国交告第1274号第七号 |
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告示 令6国交告第955号 |
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告示 平19国交告第593号第四号・第五号 |
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告示 昭55建告第1792号第1・第4 |
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告示 平19国交告第594号第4 |
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付録1-3 鉄筋コンクリート造に関する技術資料 |
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付録1-4 鉄骨鉄筋コンクリート造に関する技術資料 |
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ほか |
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※ 現行バージョンで対応済
「2024年改定 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」(RC規準)対応
2024年12月に発刊された「2024年改定 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」に対して、以下の項目に対応します。
P:RC規準(2024年第10版第1刷)の頁番号
19条 壁部材の算定 |
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20条 基礎 |
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※ 構造モデラー+基礎 Ver.1.2で対応
節点同一化
Ver.4.0で対応した節点(通り心同士の交点)の直上の層または直下の層の節点との同一化に加え、X、Y方向の隣り合う軸の節点を同一化することができるようになります。
自走式駐車場スロープや層をまたぐ傾斜ばりに加え、セットバック壁、二股に分かれるV字柱、入母屋および寄棟屋根など多様な架構を形状通りに入力、モデル化することができます。

V字柱

入母屋および寄棟屋根

傾斜柱および壁
FAP-3データ転送
構造モデラーで入力した建物形状データや計算結果から、FAP-3データを作成します。
転送範囲内の主架構を構造モデラーで入力した建物形状のまま立体フレームとして作成します。
また、指定により、節点荷重、部材荷重、等価節点荷重、剛床荷重、および荷重ケースが転送できます。

ご意見・ご要望への対応
ユーザーのみなさまから頂いたご意見・ご要望に対して、順次対応を予定しています。
今回のVer.4.1で対応する機能についてご紹介します。
- ルート判別に用いる層間変形角の計算から除外する柱の指定
- メーカー製の認定品柱脚の基礎柱に対する断面計算の指定
- RCはりの主筋1本、あばら筋1本の配筋入力
- S造はり保有耐力横補剛の計算条件の変更
- ほか
その他
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データ連携
国土交通省の「令和6年度建築基準整備促進事業」事業番号M13「大規模地震発生後のRC造共同住宅の継続使用性評価手法に関する検討」
において開発された「応答評価Webプログラム」用の、応答点ステップ計算用データファイルと応答評価用データファイルの出力(書き出し)に対応
ご不明な点がございましたら、営業までお問い合わせください。