2023年10月4日
構造モデラー+NBUS7 Ver.3 リリースのお知らせ
2023.10.31公開予定
+NBUS7 Ver.3では、片持ばり、二次部材(小ばり、床スラブ、片持スラブ、出隅片持スラブ)の断面計算機能が加わります。
主架構の設計に加えて、片持ばりや二次部材の設計、計算書の作成が+NBUS7ひとつで完結します。
確認申請用プログラム利用者の会(+NBUS)会員様はVer.3にアップデートすることにより、追加料金なしでご利用いただけます。
+NBUS7ひとつで二次部材の入力・計算・出力
+NBUS7 Ver.3は、片持ばりと二次部材の荷重計算、応力計算、断面計算が行えます。
BUSシリーズのKT-SUB連携とは異なり、二次部材の計算に別のソフトを必要としません。
+NBUS7で入力・計算・結果出力を行います。
つまり、主架構の設計に加えて、片持ばりや二次部材の計算または構造計算、計算書の作成が+NBUS7ひとつで完結します。


少ない操作で二次部材を検討
二次部材のデータを+NBUS7で一元管理
+NBUS7 Ver.3で入力した片持ばりや二次部材の配筋は、構造モデラーシリーズのデータファイルにすべて保存・管理されます。
これらのデータはBUS-6とKT-SUBの連携では別々に管理されていましたが、ひとつにまとまります。


データをひとつにまとめて管理
片持ばりや二次部材の断面計算
[二次部材計算]ボタンを押すだけで、入力したすべての部材の断面算定/検定計算を行います。
BUSシリーズでは、二次部材計算ソフトKT-SUBへの転送作業が必要でしたが、+NBUS7 Ver.3では二次部材計算におけるデータ転送作業が一切不要です。
![[計算実行]パネルに[二次部材計算]ボタンを追加](img/tpi_20231004_nbus7_03.webp)
[計算実行]パネルに[二次部材計算]ボタンを追加

CMQ図

応力図

断面計算結果
断面データをデータベース登録
計算で決定した二次部材の配筋や鉄骨を含む断面データは、ユーザーデータベースとして登録できます。
登録した情報は、次の設計で呼び出して繰り返し活用できます。

部材リストをデータベースに登録して二次利用
BIMの世界とつながる
+NBUS7は、ST-Bridgeファイルを出力する他、+Revit Op.を介してAutodesk Revitの建物モデルを生成、またはRevitデータから構造モデラーの構造モデルを生成できます。
+NBUS7 Ver.3は、構造モデラーシリーズのデータファイルに片持ばりや二次部材の配筋情報をすべて保存しているため、ST-Bridgeや+Revit Op.を介してBIMデータに利用できます。

二次部材のデータもBIMと繋がる