構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。
DOC-RC/SRC
スリットを設けることで耐震性能を向上させる「スリット補強」の例
構造スリットは、RC造の二次壁などをコンクリートカツターなどによりスリット状に切断して形成し、既存柱に対する二次壁の拘束を改善する方法になります。
柱の実質的なシアスパン比を大きくし、極脆性柱や、第2種構造要素の柱の解消することにより大きな補強効果が得られる場合があります。
(1) 2次診断の診断表が下記のように出力されている場合
(2) CT-Fグラフをみますと、F値=1.0で必要性能曲線を少し下回っている
(3) 補強スリットの設定
(4) 再度計算を実施
(5) 補強結果の耐震性能