構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。

RC/SRC造柱・はり・基礎ばり断面リスト作成「構造モデラー+断面リスト」

断面リストの図面作成を
「手作業」から「自動生成」へ


「構造モデラー+断面リスト」は、表計算ソフトのような操作により入力されたデータを元にRC/SRC柱、はり、基礎ばりの断面リストを作成するソフトウェアです。
作成した図面は、建築設計・製図CAD「DRA-CAD」などのさまざまなCADソフトウェアで読み込み可能なCADファイルとして出力します。
新規に断面データを入力する他に、構造躯体を入力する構造設計プラットフォーム「構造モデラー」と連携して、入力データから断面形状リストを取り込むこともできます。

「構造モデラー+断面リスト」は「BUS-断面リスト」の後継製品です。

※ 出力可能なCADファイル形式:mps、mpz、mpx、dwg、dxf、jww、sfc、p21




基本的な操作の流れ


1構造モデラーから断面形状データを連携

構造モデラーから断面形状データを連携

構造モデラーから図面作成に使用する断面形状データを転送します。
「構造モデラー+NBUS7」から[構造モデラー+断面リストの起動]を実行すると、構造モデラー+断面リストが自動的に起動します。

2図面作成用ファイルの読込みと作成条件の設定

図面作成用ファイルの読込みと作成条件の設定

構造モデラー+断面リストが起動すると、新規作成画面が表示されます。
読み込み条件を指定すると、断面リストが自動生成されます。
作成条件の入力により、部材種別ごとに作図方法の変更やレイアウトの調整を行うことができます。

3CADファイルの作成

CADファイルの作成

構造モデラー+断面リストで[CADファイルの作成]を実行するとCADファイルを一括作成します。
作成されたCADファイルは各種CADソフトウェアで編集、印刷できます。

※ 出力可能なCADファイル形式:mps、mpz、mpx、dwg、dxf、jww、sfc、p21



画面構成


画面構成

RC/SRC柱の適用範囲

  • RC断面は長方形、円形を扱います。
  • 主筋はX、Y方向ごとに2種類の径まで入力でき、最大2段配筋が行えます。また、寄せタイプ(寄せなし、X方向、Y方向、XY方向)の指定ができます。
  • 芯鉄筋の入力が行えます。
  • 帯筋は2種類の径まで入力できます。
  • SRC鉄骨形状はH形、十字型、T字形、L字形、箱形、角形鋼管、円形鋼管を扱います。

RC/SRCはり・基礎ばりの適用範囲

  • RC断面は長方形を扱います。
  • 主筋は上端・下端ごとに2種類の径まで入力でき、最大3段配筋が行えます。
  • あばら筋は2種類の径まで入力できます。
  • 腹筋や幅止筋の作図ができます。
  • SRC鉄骨形状は充腹形H形断面を扱います。
  • 片側・両側スラブ付きや、ふかしありの作図ができます。
  • 厚さを入力することにより、地業の作図ができます。

テキスト入力に対応

データは、バイナリ形式の他、テキスト形式の入出力に対応しています。
テキストエディタやMicrosoft Excelなどで断面リストデータの複製や編集が容易に行えます。

ユーザーデータベース

作成条件や図面プロパティなどの設定項目は、ユーザーデータベースとして保存でき、新規作成時に適用する設定として取り込めるため、2回目以降の入力を省略できます。

作成条件

作成条件

作成条件では、断面枠の行高や列幅の調整や、表題欄や特記外の記載が行えます。 また、鉄筋や鉄骨、寸法線の作図方法など、断面リスト内の各要素の作図方法の設定が行えます。

CADファイルとの連携

あらかじめ作成した図面枠のCADファイルをひな形として取り込み、図面と合成したCADファイルを作成できます。
また、一度作成・編集したCADファイルを取り込むファイルに指定することもできますので、形状変更があった断面のみを部分的に更新するような操作も可能です。

構造モデラー+NBUS7との連携

構造モデラー+NBUS7で入力した建物モデルを利用して、断面形状や配置階の情報をもとに断面リストを自動生成できます。
読み込み方法は、新規に断面リストを作成する「新規に読み込む」の他、すでに入力されている断面リストのレイアウトを変えずに、構造モデラー+NBUS7で断面の変更のあった箇所(差分)のみを更新する「現在開いているファイルを更新」の2種類があります。

図面作成用ファイルの読み込み
連携フロー


データ連携


横にスクロールできます 
プログラム関連図 構造モデラー+NBUS7 構造モデラー+基礎 構造モデラー+COST 構造モデラー+伏図・軸組図 CAD

※ 出力可能なCADファイル形式:mps、mpz、mpx、dwg、dxf、jww、sfc、p21
*「確認申請用プログラム利用者の会」の+NBUS会員は標準で利用できます。



動作環境・価格


動作環境

対応OS
Windows 11※1
メモリー
8GB(推奨 16GB以上)
ディスク空き容量
2GB以上のディスク空き容量
ディスプレイ
1280×768
必要なソフトウェア
構造モデラー+NBUS7
  • Windows 11 S および ARM版は除きます。

価格

確認申請用プログラム利用者の会の+NBUS会員は標準で使用できます。


構造モデラーシリーズは、「構造躯体形状≠構造モデル」を解決し、未来を担う新思想の一貫構造計算システムです。



※「構造モデラー」、「+NBUS7」、「+断面リスト」は、株式会社構造システムの著作物であり、著作権およびその他の権利は株式会社構造システムに帰属します。

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