構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。
操作性の向上、RC床板の鉄筋算定機能を追加、ほか
2015年11月25日
表示
全体構成
全体構成
全体を入力項目、モデルウィンドウ、プロパティウィンドウで構成し、入力しやすくなりました。
プロパティウィンドウは、モデルやグリッドシートの選択状態に応じて入力項目がリアルタイムに変化し、そのままデータ編集もできます。
寸法線表示
寸法線表示
寸法線を縦、横、斜めに自由に配置して表示できますので、寸法の確認が容易です。
最近使用したファイルの縮小表示
最近使用したファイルの縮小表示
最近使用したファイルを開くときや、ファイルを開くダイアログ内にモデルが縮小表示されます。開く前にモデルを確認することができます。
部材断面ボリューム表示
部材断面ボリューム表示
断面ボリューム表示により、モデル図上で断面の形や板厚を容易に確認できます。
また、断面形状やパラメータ、断面性能をモデル図上に表示し、寸法などの値を確認することができます。
部材断面色別表示
材料色別表示
断面色別表
材料、断面の表示色を設定でき、同じ材料、同じ断面の確認が容易です。
文字・線種属性設定
文字・線種属性設定
文字・線種属性の設定を強化しました。
より細やかに文字、線種の色、幅、サイズなどを設定できますので、目的の部材や応力をわかりやすく表現することが可能です。
入力
CADファイルから入力
CADファイルの表示レイヤの線分をFEM-2Dの部材データとして転送できますので、複雑な形状も入力が簡単です。
対応CADファイル形式 | |
---|---|
DRA-CAD形式 | mps、mpz、mpx、mpw、mpp |
AutoCAD形式 | dwg、dxf |
Jw_cad形式 | jww、jwc |
SXF形式 | sfc、p21 |
節点名の変更
節点名を変更すると同時に、架構、荷重データなどで参照している節点名称を変更できます。
材料諸元自動生成
材料諸元自動生成
RC、S材料のヤング係数、せん断係数などの材料諸元を自動生成できます。
面要素入力ツール
多角形要素を分割し、三角形要素の集合として配置できますので、複雑な形状も自動的に精度のよい面要素を配置できます。(図1)
また、配置する面要素は合成や交差、切り欠きをしながら配置できますので、穴をあけるなどの編集が簡単になります。(図2)
グリット分割
図心分割
フラクタル分割
図1 多角形面要素生成
図2 切り欠き
計算
RCスラブの断面検討
断面検討結果
RCスラブの検討ができます。 RCスラブは、指定した範囲の中での最大となる応力から必要鉄筋量の算定、せん断力の検討、たわみの検討を行います。
計算結果はCSV形式のファイルに出力して表計算ソフト(Microsoft Excelなど)で利用できます。
出力
ビューブロック
矩形の範囲を指定することにより、部分的な表示やスラブの検討が行えます。ビューブロックは、モデル図、応力図、変位図、計算結果にビューブロック毎に出力されます。