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HOUSE-DOC Ver.8 先行公開のお知らせ

2026年7月29日

HOUSE-DOC Ver.8 先行公開のお知らせ~「2025年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」に対応~

一般財団法人日本建築防災協会による最新の技術基準「2025年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」に対応した、木造住宅の耐震診断・耐震補強計算ソフトウェア「HOUSE-DOC Ver.8」を2026年秋ごろに先行公開予定です。 本バージョンで追加・改善される主な新機能・特徴について、一部をご紹介いたします。
評価申請は2026年秋以降となる見込みです。 審査結果を踏まえたバージョンについては、有償バージョンアップとして提供予定です。 提供時期は、審査の状況により変動するため、見通しが立ち次第、順次ホームページでお知らせします。

  • 先行公開版は、HOUSE-DOC Ver.8の評価申請前に提供する、評価未取得のバージョンです。 Ver.7 のライセンスをお持ちの方は、新機能や改善点をいち早くご利用いただけます。


主な対応内容

必要耐力算定の精緻化(建物重量の精算化)

一般診断法において、従来精密診断法1で用いられていた仕様による略算法に加え、改正建築基準法および省エネ義務化(ZEH水準の断熱材・太陽光パネル重量等)に伴う建物重量の精算算定に対応します。 これにより、実状に合わせたより正確な必要耐力を算出できます。
精密診断法1においては、建築基準法施行令に準じた精算方法により確実な算定を行います。



階高が高い場合の割増・低減対応

階高が高い建物への対応を強化します。 階高に応じて必要耐力(重量分)の割り増しを自動で行うほか、筋かい要素においては高さに応じた低減係数を適用し、筋かい耐力を適切に自動低減します。

柱接合部低減係数の見直し

実務への影響が大きかった柱接合部低減係数が大幅に見直されました。 これに伴い、計算式から求める方法に対応します。
実際の金物・補強工法に合わせたよりきめ細やかな設定が可能です。

有開口壁の評価方法の統一・算定方法の選択

2025年改訂版における最大の見直しの一つである、有開口壁(垂れ壁・腰壁)の評価方法に対応します。
従来の方法では異なっていた一般新診断法と精密診断法1の方法を統一しました。 また、追加された「有開口壁の面材と高さによる算定方法」と、従来の「有開口壁長による算定方法(精密診断法1では開口低減係数を用いた算定)」の双方から、壁ごとに算定方法を選択でき、併用が可能です。 垂れ壁・腰壁を補強した際の耐力評価をより適切に行うことができます。

【前編】2025年改訂 耐震診断|「あと少し評点が足りない」を救う?算定比較

木造住宅の耐震診断では、「あと少し評点が足りない」という場面にしばしば出会います。プラン変更も補強も難しく、わずかな差に悩まされるケースも少なくありません。現場では、こうした“惜しいケース”のお話を伺うことがあり、どこか改善の余地はないだろうかと考えてきました。

【後編】2025年改訂 耐震診断|「あと少し評点が足りない」を救う?モデル検証

今回は、耐震診断ソフト HOUSE-DOC を用いて、実際の在来軸組構法の一般診断に近い形で検証していきます。一般診断に用いる建物モデルは、南面開口の典型例を選びました。ここでは、2F X方向の一般診断における評点を、新旧基準で比較します。以下の伏図をもとに、手計算で確認していきます。

老朽度と劣化評価の高度化(面材の劣化評価を追加)

精密診断法1において、従来の軸組(柱・横架材)の劣化評価に加え、筋かい等や面材自体の経年劣化を個別に評価する指標を追加しました。 これにより、リフォームやリノベーション時の現況耐震性能をより正確に評価・診断できるようになります。

耐力要素の配置等による低減係数(偏心率)の重量考慮

一般診断法では、4分割法から「床仕様、偏心率に応じた低減係数」による評価へ変更し、精密診断法1と計算方法を統一します。 部分的に重量が重い範囲や、耐震改修によって屋根等を軽量化した場合の重量バランスの変化を、的確に反映させることが可能です。



開発状況やその他のアップデート機能につきましては、順次ホームページや公式noteにてご案内いたします。
新しくなる「HOUSE-DOC Ver.8」にぜひご期待ください。



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