
国土交通省が創設した「建築GX・DX推進事業」は、建築物のライフサイクルアセスメント(LCA)によるCO2排出量削減(GX)と、建築BIMの普及拡大による生産性向上(DX)を一体的かつ総合的に支援し、建築分野のGX・DXを加速させることを目的として、国が補助を行う事業です。
一定の要件を満たす建築物を整備する新築プロジェクトにおいて、複数の事業者が連携して建築BIMデータの作成などを行う場合に、BIMソフトウェアの導入費用、関連人件費やその講習費、委託費、PCや周辺機器のリース費などが補助の対象となります。
構造システム・グループの製品の中から、下記の製品が建築GX・DX推進事業のBIM活用型の補助対象ソフトウェアに登録されました。
項目 | 含まれる経費 |
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BIMライセンス等費 |
・BIMソフトウェア利用費(ビューワーソフト、アドオンソフトの利用費、 BIMモデルを利用するためのPC・タブレット・ARゴーグル等周辺機器の リース費等を含む) ・CDE環境(共通クラウド)構築費・アクセス費 |
BIMコーディネーター等費 |
・BIMコーディネーター人件費・委託費 ・BIMマネジャー人件費・委託費 ・BIM講習に要する委託費・人件費・諸経費 |
BIMモデラー費 |
・導入初期のBIMモデル作成に係るBIMモデラー人件費 ・BIMの高度な活用を図るためのBIMモデル作成に係るBIMモデラー人件費 ・維持管理BIMモデル作成に係るBIMモデラー人件費(発注者に提供する場合に限る) ・BIMマネジャーをサポートするBIMモデラー委託費 |
※ 国土交通省の「建築BIM加速化事業」は、2025年(令和7年)度から「建築GX・DX推進事業」へと名称が変更されました。