| ・建築物(非住宅)の省エネルギー基準の構成・簡易ポイント法のVとEV以外はそれぞれ3つの評価方法。・評価項目毎の評価方法の組み合わせは自由。
 
・性能基準は手間がかかる分、設計に自由度があり、細かな検証も可能。→基準達成が容易
 ・仕様基準は設計の自由度は低く、細かい検証はできない傾向。
  
 ・規模に応じて利用できる評価方法が異なる。→延床面積の適応範囲内であれば、計算方法を任意で選択可能。
 
 ・クリアーできなかった場合は評価方法を変えて再評価
 →クリアできればその結果を採用できる。
 ・仕様基準による評価・仕様基準は「ポイント法」(延床面積 ~5000㎡以下)と「簡易ポイント法」(延床面積~2000㎡未満)で構成
 
 ・評価する大項目は以下の通り
 
      外壁・窓における熱損失の防止(建物外皮)空調設備に係るエネルギーの効率的利用(空調)
 換気設備に係るエネルギーの効率的利用(換気)【ポイント法のみ】
 照明設備に係るエネルギーの効率的利用(照明)
 給湯設備に係るエネルギーの効率的利用(給湯)
 昇降機に係るエネルギーの効率的利用(昇降機)【ポイント法のみ】
 
・全部の評価項目の点数の合計と補正点が加算されてポイントを算出
 
・得られたポイントが「100点」以上になれば当該の大項目については省エネルギー基準
  に適合すると判断
 
・基準適合の判定に要する作業量は性能基準に比べれば大幅に削減
 ・性能基準ほどの専門知識は不要(但し、性能基準と比較すれば評価の精度はやや劣る)     B-3-2 断熱性能PALと設備省エネルギー性能CEC につづく 【B章 省エネルギー基準】目次へ もどる |