H章 高気密・高断熱住宅における暖冷房と換気の注意点
  • Last Updated 2010/07/22

■計画換気とは?

・少ない換気量で最大の効果を得るため、換気経路や換気量を明確にして制御する。
・計画換気を行うためには高気密化が不可欠

■計画換気の目的とは?

・除湿による結露の防止や除臭、ホルムアルデヒドなどVOCの排出、新鮮空気の導入。
・換気を効率的に行うことで逃げてしまう熱の量を最小限に留めることができる。

■換気システムの選び方

・換気の種類には以下のものがある。

第1種換気:強制給排気をおこない、室内外の圧力差がほとんど生じないもの。
第2種換気:強制給気をおこない、室内が正圧になるもの。
第3種換気:強制排気をおこない、室内が負圧になるもの。

・第1種換気の熱交換換気システムの場合、ダクト内や熱交換器内での定期的な清掃が必要。
 →「シックビル」と同じ問題が起こる可能性がある。

・排気型セントラル換気システム(札幌以西)を選択する時の注意点

・モーターの馬力が強く、ダクトの曲がりや分岐でも換気量が変わらないもの。
・チャンバーが付いて換気量が整えられるもの。
・フィルター掃除が不要なもの。

■暖冷房システムの選び方

・高効率・高気密住宅とすることで、安いランニングコストで全室暖房が可能。

・全室暖房の種類は以下の通り

①パネルヒーティング

②床暖房システム

パネルヒーテング

快適だがイニシャルコストが高い

床暖房システム

ローコストで最適

③セントラル

④FF式ストーブ+アルファ

セントラル

換気と暖冷房が一緒のものが多い

FF式ストーブ+アルファ

高気密高断熱の住宅には不向き

⑤FF式ストーブ1台

 

FF式ストーブ1台

ローコストだがプランに制約あり

 

I章 高気密・高断熱住宅における設計上の留意事項 につづく

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