I章 高気密・高断熱住宅における設計上の留意事項
  • Last Updated 2010/07/23

①気密性の確保

室内に直接侵入する隙間風の防止による暖冷房負荷の削減、断熱材の断熱効果の補完および的確な計画換気実現のため、気密性の確保のための措置を講ずるものとする。

気密性の確保

地域区分

②防露性能の確保

建築主は次の1)および2)に留意し、住宅の断熱性能または耐久性能を損なう恐れのある結露の発生を防止するための措置を講じるものとする。

1)表面結露の防止
 表面結露の発生の恐れのある断熱欠損部(開口部を除く)をつくらないこと。

2)内部結露の防止
 壁体内の水蒸気の侵入と排出について考慮し、大量の水蒸気が滞留しないように適切な措置を講じること。

防露性能の確保

③暖房機器等による室内空気汚染の防止

住宅に燃焼系の暖房機または給湯機器を設置する場合があっては、室内空気汚染をできる限り防止するための措置を講じるものとする。

開放型燃焼機器

④暖房および冷房に係るエネルギー効率の確保

住宅に暖房システムまたは冷房システムを設置する場合にあたっては、当該システムの使用方法およびエネルギー効率を考慮するよう努めるものとする。

暖冷房の省エネ

⑤防暑のための通気経路の確保

夏期の防暑上通風が有効である地域における住宅については、防犯および騒音防止の観点から生活上支障がない範囲で、通風経路の確保に努めるものとする。

→欄間やアンダーカットを利用し通気を十分におこなうと、人間が就寝するのに十分な換気量(10回/h程度)を確保可能

夜間・就寝時
ドア全開
合成αA(㎡) 0.16

換気回数
(回/h)

立地1 11
立地2~3 17
立地3 23

 

夜間・就寝時
ドア閉
合成αA(㎡) 0.015

換気回数
(回/h)

立地1 1.1
立地2~3 1.6
立地3 2.2

 

夜間・就寝時
欄間
合成αA(㎡) 0.15

換気回数
(回/h)

立地1 9
立地2~3 14
立地3 19

出典:自立循環型住宅への設計ガイドライン(財)建築環境・省エネルギー機構

 

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