E-2 外張断熱の特徴
  • Last Updated 2010/07/22

■外張断熱の特徴


【メリット】

①熱橋が少ない
  軸組みの外側に断熱材があり、単純な形の場合ほとんど熱橋がない

②気密がとりやすい
  熱的境界が外側にあるので、スイッチ部の気密・防湿シートの補修が不要

③施工がしやすい
  気密がとりやすい分、施工しやすい
  ただし、複雑な形状だと手間が増える。

④結露の恐れが少ない
  外張り断熱に利用される発泡系断熱材はGWに比べ透湿抵抗がある

⑤配管・配線計画の融通性がある
  熱的境界が外側にあるので、融通性がある

【デメリット】

①断熱材の厚さに制限がある。
  断熱厚は50mmが限界で、それ以上だと外壁が垂れ下がる危険性がある。
  Ⅰ地域では160mm 、Ⅱ地域以上では115mm必要。 (次世代基準の早見表による)
  従って、次世代以上の断熱性能には対応できない

②無理に次世代基準に適合させようとすると熱橋が生じる
  屋根下地である野地の外側に50mmを超える断熱材を施工するのは困難
  厚さを確保する上で、垂木間に充填する場合があるが、垂木が熱橋になる。

③外装材に制約がある。
  外装下地を支えるビスの負担は極めて大きくなるので、外装材は軽いものを選ぶ。

④壁厚が増える
  断熱材の厚さの分、壁厚が厚くなる。そのため狭小敷地では、室内の面積が確保できない、意匠上の制限がでる、窓枠材などの造作材にコストがかかる。

窓の納まりと熱橋に注意が必要

E-3 充填断熱の特徴 につづく

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