データ互換−16
Q.
MiniCadのデータをDXF変換してDRA-Macで読み込むと、線種がきちんと変換されない。
A.
MiniCadではデータをDXF変換する際に、DXFのフォーマットではなく、独自の線種名を定義して変換しています。
このため、例えばMiniCadで作成したDXFデータをDRA-CAD2 V2で読み込むと、全部実線に変換します。
DRA-MacおよびDRA-CADαでは、この点をある程度プログラムが判断しており、全部実線にはなりませんが、
一部MiniCadとは異なる線種に変換されます。
DRA-Macの【データの橋渡し機能】コマンドのサブメニューで、線種の設定ができますので、
MiniCadでの線種名がわかる場合は、下記の方法で設定してください。
また、AutoCADの初期設定の線種名は、次の通りです。
CONTINUOUS
HIDDEN
DOT
DASHDOT
CENTER
DIVIDE
PHANTOM
[線種の設定]
【データの橋渡し機能】コマンドのサブメニューで、以下の項目を設定します。
[線種 AutoCAD]
AutoCADの線種名を入力する場合は、この欄をクリックし、入力します。
既にある線種名をクリックし、何も入力しない場合、削除されます。
空欄をクリックし名前を入力すると、新たに設定できます。
但しここで、AutoCADの標準の線種名以外の名前を設定してしまうと、他のCADのデータが設定どおり読み込まれませんので注意してください。
(MiniCADで作成したDXFデータの線種が他のCADで一般に元の線種に変換されないのは、MiniCADがこの標準の線種名を使用していないためです。)
[線種 DRA-Mac]
DRA-Macの線種を設定します。
クリックすると、メニューがポップアップするので、選択します。
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