DRA−CADα

Q&A

最終更新日 96/10/21


動作環境・OS

DOS/V機で”英語版MS−DOS”上でαを動かしているとき、漢字表示はどうなりますか。 すでに図面に書いてある漢字は表示することができるが、新たにFEPを起動して漢字入力をしたり、メッセージを日本語で表示したりする事はできません。
コンパックのパソコンでαは使えますか。 プロリニアという機種については確認済み、他にも使える機種があると思います。


FEP

ATOK9を使用したいがどの様にしたらいいですか。 ATOK9はWindows用のFEPなのでDOS上では動きません。
富士通FM/Vシリーズに付属しているFEP「OAKV」はαで使えますか。 使えません。FEPを起動するとFEPがグラフィックの部分を壊してしまうらしく、αの画面が乱れます。再表示すれば元に戻りますが、実用には耐えないでしょう。
移動等のコマンドを実行中、ファンクションキーでスナップモードの変更をしようとすると、コマンドが解除されてしまう。 FEPにオーロラACEを使用していたため。ALPHA.BATのパラメーター”/IK”を指定すれば、改善されます。(但し”SET10”のFEPの自動起動は利かなくなります。)
αWin上でφを入力したい。<Win3.1) FEPがAIかな漢字変換にしてある場合は、FEPを起動後”拡張機能”の中の”短縮キー設定”の中の”コード入力モード”を任意のキーに割り付ければ、入力できます。


プリンタ・プロッタ出力

「プロッター」コマンドでペン番号を設定したあと、αを起動し直したり、「全消去」コマンドを実行したりすると、ペン番号が全て1番に戻ってしまう。 αではV2と違ってペン番号はそれぞれのデータに登録されます。従って起動し直したり、「全消去」コマンドを実行したりすると、ペン番号は全て1番に戻ります。
プリンター出力について
(プリンター・リコーLP3320SP4mkU)
連続出力しようとすると1枚に重なって出力されてしまう。
選択する機種名:HP−GL
プリンター側のモード:RPGLV
プリンター側のメモリスイッチの中にある「SPコマンド」(終了コマンド)を「ハイシスル」にしてみてください。また、プロッターコマンドの、サブメニューの設定を、 ×開始 ○終了 ×排出 にしてください。
MPPファイルの連続出力はできますか。 Ver.2.3からできるようになっています。
リコーSP4mkUに出力する場合、“RPGLU“に出力したいがαの“環境設定“は? “選択する機種“を“HPGL A*“にして、“原点“は“中央“で出力します。
ゼロックスの“エーブル“に出力できますか。 ゼロックスコマンドは“ARTモード“なので、このモードを持っていれば出力できるのでは?(“エーブル“は、“ARTモード“を持っています)
αでのプロットファイルの作り方は? 「環境設定」コマンドの“プロッターオープン文“の所を右クリックすると文字入力できるので、出力先の、パス,ファイル名を入力して、プロッターコマンドで出力を実行してください。
NECのプリンターの”NPDL”には出力できますか。 「選択する機種」を”PCPR602”にした場合、出力はできますが、”NPDL”が持っているフォントを使うことはできません。
プロッターで連続出力するときに、縮尺は違っていてもいいですか。また、原点指定を「作図原点」コマンドで指定しても、いいですか。 縮尺は違っていても大丈夫ですが、図面毎に登録が必要です。「作図原点」コマンドで指定したプロッター原点が有効なのは「プロッター」コマンドのサブメニューの上段を使う時だけです。
プリンターNECマルチライターに、プロッターコマンドのPC−PR602を選択して出力しているが、なにも出力されない。 プリンター側の用紙方向の設定を”ジドウ”にしていたため。PC−PR602は用紙の指定ができないため、プリンター側で用紙のサイズを指定してから出力してください。
リコーMF530に出力すると、文字の大きさが少し小さく出力される。 リコーフォントで出力すると10%位小さくなります(フォントのデザインによるもの)。
HP−GL2で長尺出力するには? サブメニューの”用紙サイズ”を”FREE”にして”用紙サイズ”の文字の上をクリックするとX方向の用紙サイズをキー入力できるようになります。
NETでプリンターに出力したいが、プロッターコマンドを実行しても、データが送られない。(αWin) 「プロッター」コマンドでは、プリンターかRS−232Cのポートにしか出力できません。NETに出力する場合は、プルダウンメニューの「出力」で出力してください。
αWinの「環境設定」でオープン文をRS−232Cにした場合、ハンドシェイクが”HARD”から”XON/OFF”に変更できない。 Windows上から、ハンドシェイクを”XON−OFF”で出力するように制御するのは、難しいので現在は対応していません。
HPデザインジェット650Cに画面上A1縦置きの図面を“ポートレート”で出力すると上部が出力されない。 図面を画面上で90度回転させて、“ランドスケープ”で出力してください。
961001CANON LBP730/720にペイントしたデータを出力すると、上部(印刷の始め)に帯状の模様が出力される。 プリンターのROMを交換することで回避できるので、CANONさんのほうに問い合わせてみてください。


インストール

インストールしようとしてもプログラムディスクやオプションディスクを認識しない。 原因ははっきりしませんが、プログラムディスク3枚をハードディスクに仮のディレクトリを作ってコピーし、そこからインストールしてみてください。
オプションコマンドを実行しようとすると、「インタープリタが起動できません」とエラーメッセージがでる。 α起動用のBATファイルに/IPのパラメータを、つけてください。
MS−DOSがVer6.2で、マニュアル通りのCONFIG.SYSにすると、(・EMM386.EXE /P=64 /UMB /DPMI)DOS/4GW FATAL ERROR・・・とエラーになる。 EMSの設定のパラメーターはページ数とDPMIを同時に指定すると、指定したページ数部分にしかDPMIが機能しないので、メモリ不足になってしまいます。従ってページ数の指定はしない方がいいです。
ユーザーズマニュアルに載っている”DOS6.2/V”の場合の”CONFIG.SYS”の例の中のDEVICE=EMM386.EXE AUTOのAUTOはどういう意味ですか。 メモリの割り当てを自動的に行うという意味です。
オプションだけをインストールする方法は? インストーラーを起動するときに”INST /OP”とパラメーターをつけます。
”ALPHA.BAT”に”/FT”をつけているのに、漢字表示の時にハードディスクにアクセスする。 通常はハードディスクにはアクセスしないはずだが、メモリが足りなくて”/FT”が利いていない場合が、考えられます。


起動

起動時”グラフィックモード初期化エラー”とメッセージがでて、起動できない。 本体ディップスイッチの”1−8”を”ON”にしてください。
960712起動時、DOS/4GW Fatal error: can't Initialize loader (1) LINEXE_LOADER メインメモリーが足りないためです。400KBは必要です。


実行環境オプション

SET機能を使って設定をいろいろ変更しているが、これを簡単に初期値に戻す方法は? α起動後RESETTABLE(リターン)と入力すると全て初期値に戻ります。


データ互換(DXF)

「DXF変換」(書き出し)の文字の種類について
文字は「左右フィット文字」で出力できるか。
GX3,GX5共字体名等は変更できるか。
GX3,GX5共「左右フィット」です。また、字体名等は変更できません。
「データの橋渡し」コマンドの”DXFIN”を実行すると画面上で白い点に見えるくらい小さく取り込まれるが、これをもっと大きく取り込みたい。 ”DXFIN”を実行している途中で”精度”を聞いてくるがこのとき表示される数値よりも大きくて最小の数値を設定します。
αのデータをDXFデータに変更したいが、変更画面で線種等をいじれるのに、実際にはデフォルトの設定になっている。 ”書き出し”の時は、線種の変更は無効です。読み込みにしか対応していません。
MPWをARM−Mのデータに変換して、ARMで読み込むと円がゆがんでいる(αのスケールは1)。同じデータをMPP登録して、DO−ARMで、読み込むと暴走する。 データの置かれている位置と、作図原点がかけ離れていると、円の精度が失われて、いい加減な円になります。MPPからDO−ARMで変換して暴走するのも、作図原点が図面のかける範囲からはずれていたためです。


データ互換(MPP)

「MPPファイル管理」や「MPPファイルのパーツ」で一覧表を出した後、ファイルを指定しようとするとはじかれたり指カーソルが十字カーソルに戻ったりしてしまう。 フロッピーディスクにプロテクトシールが貼ってあると起こる現象です。(将来的にはプログラムを修正するとのこと。)
「MPPパーツ」で”建築図”のデータを読み込めない。 ”建築図”のデータが”MP1形式”のため。一旦、”MPP形式”に変換してからでないと、読み込めません。
V2で白線を使用していて、αで呼び出しMPP登録しようとすると、正規の6色に変更しないと登録できない。 V2からαへは、白線はそのまま読み込めます。αからV2へは登録の時、「白、明青、明赤」はV2での、どの色に変換するかサブメニューで指定しますが、サブメニューを左右同時クリックすると、白に変更できます。(但し、Ver2から)


データ

データのディレクトリの下に拡張子がMPLのファイルができるがこれはなんですか。 「レイヤ保存状態」コマンドの登録を実行すると作成されるファイルです。
「ファイル管理」と「ジャンプ」コマンドで登録するファイル数を増やせますか。 できません。「ファイル管理」は100ファイルまで。「ジャンプ」コマンドは51ファイルまでです。
V2のデータをαの「MPPファイル管理」で見てみるとコメントが表示されるものとされないものがある。 V2 Ver.1.22以降のバージョンで登録したファイルのコメントしか表示しません。
「寸法属性変更」コマンドで”寸法属性”を設定してからデータを登録したら、属性が解除されてしまった。 「MPPファイル管理」で登録していたため。
拡張子”BPP”ファイルは何ですか。 ”SET21=1”でバックアップファイルの作成を”ON”にしてあると、αのデータは”BPW”に、MPPデータは”BPP”として、バックアップファイルを登録します。
CTRL+ESCキーでファイルの強制登録ができますが、ファイルはどこに登録されますか。 DRALPHAディレクトリの下にXXXXXXXX.MPWという名前で登録されます。
Win95でαを動かす場合、定期的にバックアップを取る方法は? αWinのアイコンのショートカットを作成するプロパティーの”ショートカット”を選択。リンク先に〜.EXEとなるのでその後ろに/BUを加えます。


文字記入

「画面文字」をFEPを使って入力すると、全く違う文字に変わってしまう。 αの「画面文字」はFEPには対応していません。
「DO−06」の基礎、柱等の設定で寸法を○にすると、縦線横線が描かれて数字を書かない。 寸法の「サイズ」にあまりにも大きな数値が入っていたため。ここで入力する数値は出力時の実寸法をそのまま入れます。図面に配置するときは、自動的に縮尺の逆数倍したものが書かれます。
αWinの「筆文字」コマンドで”リスト”からの入力で、スタンプリストが表示されず、「ファイルを開けません」というウインドウが表示される。 通常はスタンプリストのドライブを設定するサブメニューが出るはずだが、この場合は出なかった。¥ALPHAWIN内にP_MOJI0(〜3)というファイルがあります。そのファイル内でどのドライブのスタンプリストを見に行くか指定しているので、そこを書き換えてください。
例 B:¥ALPHAWIN
MOJI2.STP
「一太郎」の外字を含んだ文字列を「クリップボード」を介して取り込むとαでは普通の文字になってしまう。 外字は取り込めません。αにデータが来た時点で、αのフォントで表示されます。


操作テクニック

RAMディスクを設定せずに、UNDOの登録先をメモリに指定できないか。 FONTドライブの指定と同様に、起動オプションで設定可能です。
/UD=線本数
線本数は、UNDOできる最大線本数、この数値が大きいほどメモリを消費します。
DOS/V版のαでF11,F12にキー割付をしたいが、その方法は? DOS/V版αでのファンクションキー割り付けはF1からF10までしかできません。
「距離測定」コマンドで下記の様な図形の場合、”面積”で”プリミティブを○”にすると「領域が閉じていません」と出る。

真円はだめです。疑似円なら大丈夫。但し、属性が同じでないとだめです。
「ジャンプ」コマンドのジャンプリストの中にある赤いチェックはなんですか。 上書き禁止のマークです。
「交点」モードになっているのに、「端点」にスナップしてしまう。 SET19でスナップサーチを狭くして確認してください。
960730「通り心」を描くと、寸法止めが円ではなく、線で描かれてしまう。 「寸法線」コマンドの寸法止めの形が線になっていました。「寸法線」コマンドの設定が連動してしまいます。
960827「距離測定」等のコマンド等で「小数点以下桁」等をクリックしても、数値が“1”のまま変わらない。 「実行環境オプション」の「数値入力の増加量」が“0”になっていたためです。ここを“1”以上の数値にします。
960903「文字」コマンド等で、回転角度を入力しようとすると、エラーになる。 「実行環境オプション」の「数値入力の増加量」が“0”になっていたためです。ここを“0”以外の角度にしてください。


データ編集

パーツ読み込みでドラッキングさせない方法はありますか。 SET9=??でドラッキングするときの線本数を設定できるので、そこで調整してください。
「データ整理」で二重線を消去しようとしても消えない。 消去できる線は始点終点が同じでなおかつレイヤも同じ場合です。
「パーツ」を実行しようとすると、「空き容量がありません。」と表示されて実行できない。 「環境設定」コマンドの”テンポラリードライブ”を充分空き容量のあるドライブに変更してから実行してください。
「パーツ」コマンドで”寸法線”という項目がありますが、これはなんですか。 「パーツ」で持ってきた図面のスケールが変わるので、寸法線と数値を合わせるがどうか聞いてきます。


画面表示

スクリーンセーバーが機能しない。SET23=1で設定している。 時間の設定は2分以上にしてください。
DOS版のαは解像度1280×1024のモニターに対応していますか。 640×400にしか対応していません。ただし、モニターによっては切り替えをして使えるものもあります
「前画面」コマンドで1つ前の画面に戻るとき、キーボードの矢印キーでパンニングした画面には、戻らない。(V2では戻る) αの仕様です。プレビューできる9コマの中に、矢印キーによるパンニングは含まれていません。
左下に文字がたまっていたので、BSキーで消していたら、画面が突然、違う部分を表示してしまう。 BSキーを余分に押しすぎて、SET機能で割り付けられている「前画面表示」コマンドが実行されていたためです。
矢印キーでのパンニングが、左右の時上下に、上下の時左右にパンニングされる。 「ドラフティング」コマンドで、座標軸が90度回転されていたためでした。


属性


オプションコマンド

オプションコマンドを使っているうちに、System Error in line 870 ST_TOPに達しています。と表示されて、オプションコマンドが使えなくなる。 αが予め用意しているオプション用の領域がいっぱいになったという意味です。(違うコマンドを次々読み込むとなる)一度αを起動し直すとまた、使えるようになりますが、Ver2.3からは、領域を倍位に広げてあります。(但し最大作図線本数は減ってしまう。)


カスタマイズ

DOS版とWin版で下記のものは共有できますか。ポップアップメニュー、キー割り付け、属性リスト。 ポップアップメニューは共有できません。キー割り付けは、KEYDAT,KEYDAT2,KEYDAT3。属性リストは、DEFAULT(????).ALTをコピーします。