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DRA-CAD
for Windows Ver.2.0


追加変更機能

ここでは、DRA-CAD for Windows Ver.2.0で新たに追加された機能と Ver.1.2から変更になった機能の中で、主なものを項目ごとまたはコマンドごとにまとめています。

新規コマンド

Ver.2.0で新たに追加されたコマンドは下記の5つです。
各コマンドの機能などについては「追加変更機能」の該当する部分を参照ください。


追加変更機能

《一般事項》
■プルダウンメニューの名称/構成
プルダウンメニューの名称と構成を見直し、変更を行いました。 今まで『オプション』メニューにあったコマンドを『補助』メニューに移動し、 『オプション』メニューにはポップアップメニュー編集と登録したオプションコマンドが入ります。

■スピンボタン付きエディットコントロール
末尾に「=」文字が入っている場合には、Return(Enter)キーで計算を実行できます。 また、右クリックでテンプレートリストから記入数値を選択できます。 テンプレートリストはファイル(DRA-CAD for Windows Ver.2.0のインストールディレクトリに spinlist.txtを作成)に保存されますので、それを直接メモ帳などで編集することも可能です。 テンプレートリストの最大行数は16行です。 削除する場合は、ファイルからその行を削除してください。

■Microsoft IntelliMouseに対応
Microsoft IntelliMouseのホイールボタンに対応しました。 ホイールのクリックには「拡大とパンニング」、「グラブパンニング(ずりずりパンニング)」、 「アクティブ属性指定」が割り付けられます。ホイールの回転には「前画面表示」、「ズーム」、 「スナップモードの変更」、「選択モードの変更」が割り付けられます。

■OR描画、OR塗りつぶし
線、円、円弧の描画時にDRA-CAD2やDRA-CADαのように重なった線を判断できる表現(ORモード)を追加しました。 同時に塗りつぶしにも同様の表現を追加しました。赤い線に青い線を重ねて描くと紫の線になります。 ただし、背景が白や灰色の場合は全く線分が見えなく、あるいは見えにくくなってしまいますので、 背景色を黒にすることを推奨いたします。

■線描画
ラバーバンドの色が背景色と同じ色の時はカーソル色で描くように変更しました。
背景色と同じ色のカラーの線は白、または黒で表示するように変更しました。

《ファイルメニュー》
■ファイル読み込み
複数ファイル選択時の最大ファイル数を増やしました。

■MPP/MPW読み込み
ペイントマーカーを含んだデータを読み込んだ時は、そのままペイントマーカーとして保存します。

■DWG/DXF読み込み・書き込み
AutoCADリリース14形式に対応するDWG/DXFの読み込み・書き込みが可能になりました。

■MPP/MPW書き込み
元のプロットスケールが小さい場合にプロットスケールの初期値を適度なものにするように変更しました。
保存する時に元のプロットスケールを記憶している場合は、そのままで保存するように変更しました。

■名前を付けて保存
フロッピーディスクなどのリムーバブルメディアにもOLEオブジェクトを含む図面を保存できるように変更しました。
(詳細はご使用にあたってのヒント(DRATIPS.DOC)を参照、またはお問い合わせください。)

■ファイル一覧
サムネイル表示(ビットマップ)とリスト表示に対応し、リスト表示の場合にはファイル名、 コメント、日付、サイズでソートすることができます。
ディレクトリ指定のダイアログに、データ保存時にサムネイルを作成するかどうかのチェックボックスを追加しました。
サムネイル表示の場合ビットマップのサイズ変更が可能になり、かつリストはCSV形式で保存できます。

■ジャンプ
ジャンプファイルを管理するダイアログが表示されるようになりました。
ダイアログ上で、ジャンプファイルを選択したり、ジャンプリストを読み込み/保存したりすることができます。
設定で「アクティブ図面を閉じてジャンプ」になっていなくてもアクティブ図面を登録できます。

■環境設定
以下の項目が追加されました。 また、Ver.1.2のタブをそれぞれ「操作」「表示」「印刷」「図面」「その他」の5つのカテゴリに分類し直しました。

「操作」


「表示」

「印刷」

「図面」

「その他」

《編集メニュー》
■コピー
クリップボードにコピーする時に基点が指定できるようになりました。
また、MPW、MPZ形式で貼り付ける時、指定した基点を中心にドラッグすることができます。
基点を指定するかどうかは環境設定で設定します。

■貼り付け/形式を指定して貼り付け
クリップボードから貼り付けるデータが「テキスト」の場合、 配置する時に文字の設定/記入を行えるように変更しました。

《表示メニュー》
■3D表示
隠面表示を高速化しました。
分割される面を減らし、小さい面を表示しないように変更しました。

《作図メニュー》
■多角形
多角形の1辺の長さを指定して作図する機能を追加しました。

■ボックス
グループ変更の項目にグループ番号が指定できるようになりました(サイズ指定/2点指定とも)。

■矢印
「出力サイズ指定」と「ポリラインの要素に付加」の項目を追加しました。
「出力サイズ指定」は作図時の縮尺にかかわらず矢印の長さを出力時の長さで指定することができます。
「ポリラインの要素に付加」は、『プリミティブを指示』の時にポリラインのそれぞれの線分・円弧要素の端部に矢印を作図することができます。

■引出線
ダイアログの構成を変えました。
端部記号の種類を増やし、アイコンで選択できるようになり、図面上の文字を取得するボタン、 線分の線種を指定する機能を追加しました。

■破断線
ダイアログのレイアウトを変えました。

■通り芯
「属性」タブの線分、丸止、文字の属性に有効/無効のチェックを追加しました。
チェックが入っていないものについては、現在の属性で作図します。

■寸法線
「属性」タブの線分、丸止、文字の属性に有効/無効のチェックを追加しました。
チェックが入っていないものについては、現在の属性で作図します。

■ドア
作図の種別をアイコンで選択できるようになりました。
「片開きドア」の開き角度を設定する機能を追加しました。

■引き違い戸
作図の種別をアイコンで選択できるようになりました。
3枚戸の変形パターンを追加しました。

《文字メニュー》
■文字記入
ダイアログの構成を変えました。 今まで記入文字列と文字サイズを設定するダイアログが2つに分かれていましたが、 それを1つに統合しました。
パッケージ、ブロック内から文字サイズ、文字列を取得できるように変更しました。
また、追加された機能として以下のようなものがあります。

●記入する文字列に関して
●文字設定に関して
●記入方法に関して

■サイズ変更
前選択で文字列が選択されている場合にそのまま処理を行うように変更しました。

■文字編集
文字を修正するダイアログで、記入文字列に対する処理として文字記入と同等の機能をサポートしました。
文字編集の修正で、選択されている図形があったとしても、必ず文字を1つだけ指示してもらうように変更(選択モードが効かない)しました。

■文字の集計
集計結果の記入時に表示していた文字設定のダイアログを、文字記入のダイアログと同じに変更しました。

■文字の合計・平均
計算結果の記入時に表示していた文字設定のダイアログを、文字記入のダイアログと同じに変更しました。

《図形操作メニュー》
■ミラー
編集の種別をアイコンで選択できるようになりました。
また文字の配置に関して、文字の横方向原点位置の反転と、縦方向原点位置の反転を指定する機能を追加しました。

■塗りつぶし
線分だけでなく円弧を含んだ領域に対して塗りつぶしが行えるようになりました。
それに伴い、塗りつぶしの際に選択された図形に関してすべての交点を計算するようになりましたので、 対象となる図形だけを選択することをお勧めします。
塗りつぶしの確認を行うかどうかを指定することもできます。

■コピー&ペースト 新コマンド
ご要望の多かったコピー&ペーストコマンドを追加しました。
MPZ/MPX/MPW/MPPの形式で読み書きが可能です。
ファイル指定、番号指定ともに行えます。
ファイルリストとプレビューが表示されるようになりました。

《線分操作メニュー》
■面取り
指示方法に「範囲指示」の機能を追加し、それに伴ってダイアログのレイアウトを変更しました。

■等分割
任意2点間の距離分割と、プリミティブ指定による距離分割の機能を追加しました。
これらの場合、分割位置には点が作図されますが、線分長の項目を設定すれば分割位置に指定した長さの線分が作図できます。

■ハッチング
「横線パターン」の時に線分の属性設定を交互に指定できる機能を追加し、 それに伴ってダイアログのレイアウトを変更しました。
また、グループ変更の場合にグループ番号の指定が可能になりました。

■カスタムハッチ 新コマンド
任意のパターンを、指定した領域にハッチングできるカスタムハッチコマンドを追加しました。
指定したフォルダに登録するだけで独自のハッチングパターンが作成できます。
カスタムハッチのためのサンプルパターンファイルもHatchingディレクトリに用意されています。

《属性メニュー》
■寸法属性変更
寸法属性一括変更の機能を追加しました。
寸法属性が設定されているデータを複数選択して一括変更することが可能です。
寸法数値を線分の位置に合わせて配置し直すことができる機能を追加しました。

《レイヤメニュー》
■レイヤ一覧
一覧表示できる4×3で固定されていたレイヤの数が変更できるようになりました。
プレビュー画面のサイズ変更、一覧表示をしながらレイヤ名の変更ができるようになりました。

《補助メニュー》
■距離測定
測定結果の記入時に文字の設定/記入を行えるように変更しました。
測定結果を選択していればその文字列を、選択していなければすべての文字列を文字記入ダイアログに表示します。

《スナップメニュー》
■カスタムスナップ 新コマンド
任意のスナップモードの組み合わせから最も近い点を検索するカスタムスナップモードを追加しました。
たとえば端点と垂直点、交点、中心を組み合わせてスナップモードの変更なしに作図・編集することが可能になります。

■スナップ表示 新コマンド
カーソルを移動するだけでスナップする位置とスナップモードを表示することができるようになりました。
カスタムスナップと組み合わせて使用することをお勧めします。

《オプション》
■ポップアップメニュー編集
ポップアップ表示ページ指定とポップアップメニュー編集の機能を統合し、加えてオプションコマンドの登録が行えるようになりました。
提供されたオプションコマンドのOCXファイルを選択し、ポップアップメニューに追加することができます。
また、自動的にプルダウンメニューの『オプション』メニューに各ページ単位でコマンドが追加されます。

■実行中のコマンドの終了 新コマンド
実行中のコマンドの強制終了ができるようになりました。
オプションコマンドの作成/デバッグ時やオプションコマンド実行時のリソース減少で使用します。

■オプションコマンド
必要に応じて登録しご利用いただける下記のコマンドが追加されました。

●構造図関係オプションコマンド
●電気設備図関係オプションコマンド
●施工図関係オプションコマンド

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