構造システムは、建築構造計算および各種構造計算用ソフトウェア(一貫構造計算、耐震診断計算、耐震補強、応力解析、振動解析など)のプログラム開発と販売を行っています。
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RC/SRC/S/CFT造建物の一貫構造計算 構造モデラー+NBUS7


二次部材計算

片持ばりと二次部材(小ばり、スラブ、片持スラブ、出隅片持スラブ)の計算に対応しました。

構造モデラーにて入力したデータが利用でき、計算条件の入力、計算の実行、出力は構造モデラーのメニューから行うことができます。片持ばりや二次部材の計算結果出力を別途に計算書に添付するのではなく、計算書として1冊にまとめることができます。


応力図



構造モデラーの表示「はりの向き」を改良

構造モデラーの [ 表示 ]メニュー → [ その他 ] → [ はりの向き ] に片持ばりの向き、小ばりの向きを表示するよう機能追加しました。 矢印の始端が左端、終端が右端(片持ばりは始端が基端、終端が先端)となります。
また、意匠モデル図と構造モデル図における矢印の表現を統一しました。


[ 意匠モデル図 ]

意匠モデル図

[ 構造モデル図 ]

構造モデル図



ST-Bridgeファイルに片持ばり、小ばり、スラブ、べた基礎の鉄筋を出力

以下の部材断面情報について、ST-Bridgeファイルへの出力に対応しました。

  • 片持基礎ばり、RC片持ばりの鉄筋
  • 基礎小ばり、RC小ばりの鉄筋
  • スラブ、片持スラブ、出隅片持スラブの鉄筋
  • べた基礎、片持べた基礎、出隅片持べた基礎の鉄筋

詳細な出力内容については、「構造モデラー→ST-Bridgeファイル変換マニュアル」を参照してください。

「ST-Bridgeファイルの作成」機能の適用範囲と補足事項 [文書番号 : NBUS00075]



片持スラブの重量計算の改良

構造節点間の片持スラブを対象に重量計算を行っておりましたが、柱の寄り寸法などの入力で構造節点間から外れた部分を含む片持スラブに対して集計するように改良しました。 またこの改良により、従来片持スラブ上の重量として計算されなかった雑壁も集計されます。


片持スラブの重量計算



風圧力計算の改良

風圧力計算のうち、屋根面の風圧力について、水平方向の層せん断力に加算する方法で計算をしていましたが、屋根面の風荷重は床組に作用する面荷重として扱い、その結果ははりの荷重項として応力計算に考慮できるように変更しました。 またこの変更により、鉛直方向の応力が考慮できるようになります。



耐力壁の判定(壁厚、壁厚と壁うちのり高さ)の改良

剛性計算において、「耐力壁として扱う最小壁厚」と「壁厚と壁高さ/30との仕様規定」の項目を追加しました。


剛性計算条件
剛性計算条件(抜粋)

補足:「壁厚と壁高さ/30との仕様規定」を「考慮しない」と選択してもソフトでは確認を行います。
    その際、規定を満足せず耐力壁として扱った場合はWメッセージを出力します。



耐力壁の判定(開口周比直接入力)の仕様変更

連層の縦長開口を有する壁に対して開口周比の直接入力を行った場合、直接入力された開口周比に対して耐力壁の判定を行うように仕様変更しました。



壁の開口補強筋検討(保有)の改良

ICBAのQ&A No.34に従い、設計用せん断力Qdの割増率を指定できるように改良しました。


部材種別・Ds判定条件
部材種別・Ds判定条件(抜粋)



CSV形式ファイル出力の追加

節点重量、CMQ、部材剛性、部材応力、軸力一覧、支点反力・基礎計算用軸力一覧などのCSV形式ファイル出力を追加しました。 詳細はオンラインヘルプの参照してください。

オンラインヘルプの [ 第3章 計算結果 ] → [ 計算結果の概要 ] → [ 計算結果の形式 ] → [ CSV形式 ] → [ CSV形式による計算結果一覧 ]



エコーデータ出力追加

入力データを構成するすべてのデータをCSV形式ファイルで出力する「エコーデータ出力」を追加しました。 審査機関等から「構造計算書」の添付資料としてエコーデータの提出を求められた際にご利用ください。


NOUT [ ホーム ] → [ 出力項目 ] → [ 計算書 ] → [ エコーデータ ]

を実行するとEXCELが立ち上がり、エコーデータが出力されているCSV形式ファイルが表示されます。


NOUT

CSVファイル



NOUTのメッセージ一覧から入力箇所へのジャンプに対応

構造モデラーだけでなくNOUTで表示された「メッセージ一覧」ダイアログからも構造モデラー上での該当する入力箇所にジャンプできるよう機能追加しました。


メッセージ一覧から入力箇所へのジャンプ



※「構造モデラー」、「+NBUS7」は、株式会社構造システムの著作物であり、著作権およびその他の権利は株式会社構造システムに帰属します。



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