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在来木造の構造計算

HOUSE-ST1 Ver.8 新機能紹介


入力

クリック数をより少なく

はり交差自動分割

配置時にはりが交差する場合、交差位置で自動分割する機能を追加しました。
小ばり配置時に3本の大ばりと交差する場合8回クリックが必要でしたが、2回クリックするだけで配置できます。

はり交差自動分割


部材属性表示

断面寸法、材質、低減係数(断面欠損)などの作業ウィンドウ表示機能を追加しました。
部材を1つずつ右クリックして属性ダイアログを表示することなく、部材属性を確認できます。

部材属性表示
表示設定 作業ウィンドウ

せん断用アンカーボルト位置表示

せん断用アンカーボルト位置入力機能を追加しました。
入力したせん断用アンカーボルトが作業ウィンドウや3Dウィンドウに表示されます。
土台を1つずつ右クリックして属性ダイアログを表示することなく、せん断用アンカーボルトの位置や本数を確認できます。

せん断用アンカーボルト位置表示
入力 作業ウィンドウ


材質、金物データベースの利用

付属するデータベース(k-DB)から部材材質、接合金物をインポートする機能を追加しました。 k-DBとは、弊社対応ソフトウェア共通で利用できる構造系データベースです。
構造用集成材、構造用製材、接合金物製品がデータベース化されており、規格や各メーカーの製品群を簡単に使用することができます。
登録されているデータを選択するだけで強度などを入力できますので、数値の誤入力の心配もありません。


部材材質

構造用集成材、日本農林規格に適合する構造用製材やユーザー定義データから基準強度、ヤング係数などのデータが取得できます。

部材材質
k-DBから部材材質のインポート


接合金物

柱頭・柱脚、継手、仕口の接合金物をインポートできます。
各メーカーの接合金物やユーザー定義データから仕様、耐力などのデータが取得できます。
一覧から選択する際、接合タイプや製品種別などのフィルターで表示を絞り込めますので、目的のデータを簡単に探せます。


CEDXMに対応

CEDXMインポート、エクスポート

CEDXMフォーマットデータによるインポート・エクスポート機能を追加しました。
CEDXM連携対応のCADなどから耐力壁、横架材、柱、柱頭柱脚接合部、基礎のデータ変換が可能なので初期の入力作業を省力化できます。

CEDXM
CEDXM対応のCAD CEDXMファイル HOUSE-ST1    

※ CEDXMは、木造軸組工法住宅に関する建築意匠CADとプレカット生産CADのデータ連携を目的として構築された標準的なファイルフォーマットです。

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計算

より安全な設計指定

はりたわみ量

はりのたわみ量を2cm以下に指定できるようになりました。

OKとする検定比

金物、基礎のOKとする検定比を1.0以下に指定できるようになりました。


基礎の拡張

2段配筋

基礎ばり2段配筋が計算できるようになりました。
狭いはり幅の場合などに2段配筋として検討ができます。
また、上・下端の鉄筋重心位置、建物全体での上・下端かぶり厚、2段筋間隔の直接入力ができます。

偏心布基礎

偏心布基礎のねじりモーメントに対する検討、ねじりモーメントによる直交基礎ばり主筋の検定ができるようになりました。
境界側でよく利用されるL字形の基礎を検討することができます。


適用範囲の拡大

最大軸数

最大軸数を200軸に拡張しました。
より大規模な建物が計算できます。

筋かいの負担水平力による応力割増し等

ルート2の計算に必要となる「筋かいの負担水平力による応力割増し」の自動計算機能を追加しました。
計算が面倒な「筋かいが負担する水平力の比β」、「塔状比の確認」を自動計算できます。

特定緩勾配屋根

特定緩勾配屋根
特定緩勾配屋根
平成26年2月の関東甲信地方を中心とした大雪の直後に雨が降ったことにより、積雪後の降雨も考慮し改正された、「平成30年国土交通省告示第80号の特定緩勾配屋根を有する建築物の積雪荷重の割増」の考慮を追加しました。
棟から軒までの長さを指定すると、多雪区域外にある一定規模以上の緩勾配屋根について、積雪後の降雨を考慮した積雪荷重割増係数αを自動で考慮します。
また割増係数αは、床・屋根ごとに直接入力することも可能です。


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出力

出力機能の強化

現在表示している項目の出力

出力ウィンドウで表示している項目を右クリックすることで、指定した項目の印刷や、CADファイル、カンマ区切りテキストデータ(csv)として保存ができる機能を追加しました。
また、見ているページを指定して印刷できるようになりました。印刷時のページ数確認が必要ありません。
CAD出力では、前回出力した項目を保存できる機能を追加しました。
いつもCADに出力する項目が決まっている場合、毎回項目を設定し直すことなく同じ項目をCADファイルに保存できます。

現在表示している項目の出力
現在表示している項目の出力


Excelなど他ソフトで出力値を活用

出力値をテキストデータとしてクリップボードへ転送できる機能を追加しました。
出力中の表をクリップボードに転送し、Excelなど他ソフトに貼付けることで出力値を追加検討などに利用できます。

クリップボードに転送してExcelに貼り付け
クリップボードに転送してExcelに貼り付け



確認しやすい出力追加

表での出力の他に図として出力する項目を追加しました。
表での値を確認しやすくなります。

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※「HOUSE-ST1」は、株式会社構造システムの著作物であり、著作権およびその他の権利は株式会社構造システムに帰属します。