「日経アーキテクチュア」1月8日号 158ページ
 <新春特別広告企画>
  21世紀に飛躍する建築キーカンパニー
   ソフト開発とネット環境構築の担い手[構造システム]

 KEY Company 2001
新春特別広告企画
  21世紀に飛躍する建設キーカンパニー
 ソフト開発とネット環境構築の担い手
構造システム 建築産業界の高度IT化に幅広く貢献

代表取締役社長
滝野文雄
構造システムは、建築設計事務所での占有率トップのCADソフト「DRA-CAD 」で馴染み深いソフトウエアハウスだ。 特に中小規模の建築設計事務所や施工会社に深く浸透している。
また最近では、インターネットプロバイダーなどI T 分野にも注力している。 同社は、建築設計事務所や施工会社の情報武装を最も身近でサポートできる存在であることを強く自覚しており、 ソフトウエア開発とネットワーク環境構築の両面での建築産業界への新たな貢献を期している。
建築設計事務所のCAD占有率トップ

 構造システムは、建築分野に特化したパッケージソフト (主にパソコン用)の開発・販売、並びに販売したプログラムとユーザーのサポートを中核業務としている。 2 次元/3 次元ハイブリッドCAD の「DRA-CAD 」、 一貫構造計算プログラムの「BUS 」、 立体フレームの弾性応力解析プログラムの「FAP-3 」などは 、いずれも同社の製品だ。
 同社が開発したプログラムを利用しているユーザー企業は2 万5 0 0 0 社を数え、 CAD分野では建築設計事務所でトップシェアの2 7 .3 %(日経B P建設局調べ)を獲得している。
 構造システムの滝野文雄社長は、 「ユーザーのコンピュータ部門の役割を担っているような感覚」と企業姿勢を表現する。 ユーザーである建築設計事務所や施工会社は中小企業が大部分を占めているため、 同社が果たしてきた功績は決して小さくない。 1 9 8 2 年の創業時から一貫して、より良い統合的な設計環境の提供に尽力してきた自負があるのだ。
 この2 0 年間を振り返ると、建築設計環境は大きく様変わりしている。 意匠設計を始めとして、構造設計でも設備設計でも積算業務でも、 コンピュータは欠かせないツールになった。
 例えば意匠設計の分野では、2 次元図面をCAD で描くことが一般化し、 プレゼンテーション用を中心に3次元CAD の活用が始まっている。 また構造設計の分野では、建築基準法の改正で可能になった新しい設計手法のプログラム開発が進んでいるほか、 以前はスーパーコンピュータの領域だった部材レベルの地震応答解析 (建物の挙動の正確なシミュレーション)をパソコンで処理できるソフト 「商品名:SNAP 」も登場している。

自社ソフトのASPサービスで新展開

 さらに、インターネットを中心としたインタラクティブなネットワーク環境の進化は、 建物モデルの共有による設計作業のコラボレーションの実現を示唆している。 ソフトレンタル型及びクライアントサーバ型のASPサービス(URL http://kozostation.net/)も実用段階を迎えている。
 構造システムが、扱いが簡単で信頼性の高いインターネット・イントラネット用サーバや、 建築設計事務所と建設現場に特化したグループウエアといったI T 商品の開発を進めてい るのも、こうした2 1 世紀の建築設計・施工業界の方向性を見据え、 I T 化への貢献を最重要課題と考えているからだ。
 ソフトウエアのユーザーインターフェースが向上してサポート なしでも比較的使いやすくなっている半面、 日常業務にコンピュータが深く根ざせば根ざすほど、 しっかりとした常時サポート体制が不可欠になる。
 「これからは、ユーザーのI T 環境の向上に貢献できるような提案型のソリューション指向のサポートに努めたい」 と滝野社長は語る。
 ソフト開発とインターネットプロバイダーという2 つの顔をもつ構造システムは、 情報化武装を急ぐ建築設計事務所や施工会社にとって、 最も身近で頼もしい存在のひとつに違いない。 もちろん構造システム自身も、そのことを強く意識している。