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一貫構造計算ソフトBUS-5:新しい露出型固定柱脚「ハイベースNEO工法」に対応

 一貫構造計算BUS-5の対応柱脚製品が増えましたのでご紹介します。
 センクシア株式会社の 露出型固定柱脚「ハイベースNEO工法」です。


ハイベースNEO工法

 ハイベース工法は、40年以上の販売実績を有する露出型固定柱脚工法です。
 センクシアでは、多様化するユーザーのニーズに応えるために、研究開発を重ね、ハイベース工法は「ハイベースNEO工法」にリファインされました。
 この度、ハイベースNEO工法は一貫計算プログラムBUS-5に対応しました。

ハイベースNEO工法の概要

 ハイベースNEO工法は、これまでのスーパーハイベース、ハイベース・エコに替わる新しい角形鋼管柱用の露出型固定柱脚工法です。
 ベースプレートは鋼板製(エコタイプ)と鋳鋼製(Gタイプ)の2種類をラインナップしています。アンカーボルトには、伸び能力を有するアンボンドタイプの高強度アンカーボルトを採用しています(図1)。

ハイベースNEO工法の特長

  • (1)新たな柱脚の設計手法を確立
      → 露出型柱脚の設計ルート3における1階Ds値の割増が不要となります。
        (ただし、1階の保有水平耐力が必要保有水平耐力の1.1倍以上であることを確認する必要があります)
      → ブレース構造の設計方法が明確になり、さらに使いやすくなりました。
  • (2)応力伝達効率をさらに高めたベースプレートを採用
      → Gタイプのベースプレートは、鋳鋼独自の自由な造形により、応力伝達効率の優れた、高い剛性をもつ
        形状です(図2)。
  • (3)高強度柱材等様々な柱材に対応
      → 冷間成形角形鋼管(BCR295, BCP235, BCP325)、熱間成形角形鋼管、溶接組立箱型断面柱に対応して
        います。また、490ニュートン級を超える柱材にもご使用いただけます。
        (高強度柱材を用いる場合は、適用には諸条件がありますので、センクシアにお問い合わせください。)
        また、エコタイプは、従来のハイベース・エコ工法よりも適用可能な範囲を拡大(□150~550)し、更に
        BCP325等の高強度材にも対応が可能となりました。
        設計の自由度が更に広がり、より経済的かつ合理的な設計が可能となりました。
  • (4)新たなベースプレート設計方法の導入により、さらなる高性能化および経済性を追求
      → アンカーボルトの配置の最適化等により従来に比べ曲げ耐力を向上しました。
        またシミュレーション技術を用いた形状最適化設計により使用鋼材量低減を実現しました。
  • (5)日本建築センター評定および国土交通大臣認定を取得
      → ハイベースNEO工法は、工法に関しては日本建築センターの評定を、アンカーボルトおよび鋳鋼製
        ベースプレート(Gタイプ用)は、国土交通大臣認定を取得しています。

図1 ハイベースNEO工法の構成

図1 ハイベースNEO工法の構成
図2 Gタイプ用ベースプレート(鋳鋼製)

図2 Gタイプ用ベースプレート(鋳鋼製)


ハイベースNEO工法についての詳細は、
センクシアのホームページをご覧ください。



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