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S造耐震診断で計算できる部材の靱性指標



[ 利用できるソフト ]
DOC-S Ver.2



S造耐震診断でRC/SRC造柱・壁の靱性指標計算に対応しました。
ただし、グルーピングや第2種構造要素候補の計算は行いません。
基礎の浮上がりの靱性指標計算は選択した指針に準拠して行います。





S造耐震診断での節点と階の靱性指標



[ 利用できるソフト ]
DOC-S Ver.2



S造耐震診断で節点と階の靱性指標をX・Y方向別に指定できるようになりました。





S造保有水平耐力計算時の部材耐力計算機能を改良



[ 利用できるソフト ]
DOC-S Ver.2



S造の柱はり接合部にパネルを設定し、パネル部分のせん断変形を考慮した架構解析や剛性・耐力を考慮した保有水平耐力計算ができます。





節点振り分け法でブレース下階支点抜け計算機能強化



[ 利用できるソフト ]
DOC-S Ver.2、DOC-3次診断 Ver.4.1



柱や支点抜けのブレース架構では、ブレースの変動軸力をはりせん断力に加算することで計算できるようになりました。


下階支点抜けブレース





屋根面ブレースの検討は3つの方法を用意



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DOC-S Ver.2



屋根面における荷重伝達の検討とは、地震力によって各フレーム間に生じる力(せん断力)が屋根面架構(ブレース)を通して桁フレームや妻面フレームに伝達可能かどうかを検討することです。伝達可能であれば、耐震性能は建物全体で評価できます。しかし伝達が不可能の場合は屋根面ブレースが崩壊している状態を示し、各フレームが独立した挙動をしていることになります。そのため耐震性能は各フレームごとに評価する必要があります。
検討方法には以下の3つの方法があります。


1)弾性解析による方法(略算法)
水平震度を割り増した短期応力状態を用いて検討します。
2)保有水平耐力計算の算定結果に基づく方法(精算法)
建物全体が保有水平耐力に達した時に屋根面が降伏しないことを確認します。
3)弾塑性増分解析による方法
屋根面ブレースの軸応力を直接用いて検討します。