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節点作成不要で正確なS造ブレースの取り付き位置をモデル化



[ 利用できるソフト ]
BUS-5 Ver.1.1、DOC-S Ver.2



K形、V形ブレースで、ブレース取り付き位置に節点を自動生成する指定ができます。
柱部材に柱脚が取り付く場合も、指定により柱脚接続位置に節点を自動生成します。
この中間節点を自動生成する機能により、ダミー通りを設けずに正確にモデル化することができます。

節点作成不要で正確なS造ブレースの取り付き位置をモデル化

K形ブレース入力例

① ブレース形状でK形ブレースを指定して配置。(ダミー通り作成は不要)
② ブレースが取り付く階にベースプレートが配置される場合は、ベースプレートを配置。
③ 構造計算共通条件→モデル化→モデル化条件(FMDレコード)壁置換タブの「部材中間節点」で「生成する」を指定。
④ K形ブレースの取り付くはり中央(S造)とRC造はり(S造はりは対象外)上端に中間節点が、下図の赤丸部のように
  自動生成される。
自動生成された中間節点

補足説明

(1)ベースプレートが配置されている場合
ベースプレートが設置されている柱部材で、RC造はり上端ではなく柱部材の途中にブレースが取り付くモデル化を「ブレースの取り付け位置」ダイアログで設定できます。
ブレースの取り付け位置

柱部材途中にブレースが取り付く入力例

① メニューから「基本データ入力」→「ベースプレート」→「ブレース取り付け位置」を選択して「ブレースの取り付け位置」
配置ダイアログを開く。
② Z方向(鉛直方向)に、RC造はり上端からブレースが取り付く位置までの距離を入力します。(例では100cm)
③ ブレースの取り付き位置を変更する柱部材をクリックして指定。
④ 「準備計算結果図」等で確認すると下図のようにモデル化される。(ブレース取り付き位置に節点が自動生成)
ベースプレートが配置されている場合

(2)ベースプレートが配置されない場合
ベースプレートが配置されない場合は、従来通り地中ばり心にブレースが取り付きます。
ベースプレートが配置されない場合