■断熱材の基礎知識
・断熱材とは、空気の動きを鈍らせたもので材料の厚さを考慮した熱抵抗値で性能をみる。
・鉱物系、プラスチック系、発泡無機質系、自然系がある。
・エコロジ―指標である製造エネルギーは、鉱物系、発泡無機質系が優れている
・断熱性能にあたる熱伝導率は、プラスチック系が優れている。
・防蟻性や防火性では、鉱物繊維系や発泡無機質系が優れている。
■最も普及しているエコロジカルな断熱材(セルロースファイバー)
・原料はパルプ、新聞古紙、接着材、ホウ酸などを粉砕し、綿状にしたもので、循環型のエコロジ―な断熱材。
・専門業者による吹き込み、吹き付けによる施工。
・水蒸気の保湿性が豊かな上に放湿性も良いので、防湿シートがなくても冬季の結露も問題なく、かつ夏季の逆転結露現象にも有効。
・グラスウール以上に吸音性が高いという特性がある。
・ドイツ語圏では、セルロースファイバーと木繊維断熱材が定番。
■選び方のポイント
・断熱材に問われるのは、断熱性、耐久性、不燃防火性、耐候、耐久性、防蟻性、施工性、エコロジー、バウビオロギー 、コスト、費用効果など多岐に渡る。
・断熱材の他の防湿層、透湿層、通気層、漏気など全体の組み合わせや工法を考慮。
・断熱性能が最優先であることは間違いないので、断熱性能が同じであればコスト、エコロジー、バウビオロギーの度合いで選択。
※バウビオロギー(独)
ヨーロッパで普及しつつある概念で「建築生態学」のこと。
わかりやすく言うと「健康な住まいを求める新たな学問、建築生物学・生態学」
G章 窓の断熱 につづく
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