・性能基準における性能指標値
【性能基準における性能指標値】

出典:建築物の省エネルギー基準と計算の手引き
・エネルギー措置の届出を行う者はこの用途区分にそって当該の建築用途を具体的に分類する。
・省エネルギー基準「PAL」や「CEC」は 建物用途別に規定。
・建築基準法との用途の違い(注意点)
【用途区分】

出典:建築物の省エネルギー基準と計算の手引き
省エネルギー法ではエネルギーの使用状況をもとに区分されているので、
ボーリング場、体育館は
建築基準法では…「学校等」に含まれる。
省エネルギー法では…「集会所等」に含まれる。
このように、用途に違いがある。
・寒冷地におけるPAL値の追加変更
 
出典:建築物の省エネルギー基準と計算の手引き
・省エネルギー基準は1980年に制定され、1993年、1999年、2009年に順次強化。
→ホテル等・病院等の寒冷地(A,B,C)におけるPAL値の追加変更
・ホテルは他地域より50多く、病院等は他地域より30多く設定。
・PAL計算とCEC計算の方法について
・PALとCEC計算はシミュレーションプログラムを利用するCEC/ACを計算する場合を除けば手計算や表計算で計算することが可能。
(建築物の省エネルギー基準と措置の届出ガイドp12)
・CEC/ACは2つの計算法
EFH法(弊社SAVE-建築)…手計算(かなり難しい)、簡易法、固定的な効果係数などの特徴。
最新の省エネルギー技術すべてに対応できない、CEC/ACが大きめに出る傾向がある。
BECKS等の専用ソフト…シミュレーション、精算法、様々なシステムに対応。
設計で工夫すればCEC/ACの値は小さくなる。
C章 改正省エネ法について につづく
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