直観的な操作で安心・安全の検討を | 補強設計を支援 | 柱頭柱脚金物算定(N値計算) |
直観的な操作で安心・安全の検討を
クイックアクセスツールバー
常に左上に表示されますので、全体表示や新規作成、保存などをすばやく実行することができます。
また、よく使うコマンドを登録することもできます。
リボンメニュー
作業に必要なコマンドをすばやく見つけることができます。
アイコンにマウスを近づけるとコマンドのツールチップが表示され、機能を確認することができます。
ファイルプレビュー
ファイルを開く前に3Dモデルで内容を確認できますので、簡単に目的のファイルを探せます。
ファイルがどこに保存されているかわからない場合でも、最近使用したファイル一覧で保存されている場所を確認できます。
サブウィンドウ
属性表示や3D表示は、必要なときだけ表示することができます。
画面から切り離して自由にサイズを変更することや、好きな場所に配置することもできますので、画面を自由に使用できます。
CAD図面下図機能
CAD図面を下図として利用できます。
スパン長と通り心名称をCAD図面から読み込んで自動設定しますので、入力作業を省力化できます。
対応CADファイル形式:mps, mpz, mpx, mpw, mpp, dwg, dxf, jwc, jww, sfc, p21

スパンの設定
各スパン長は1ミリ単位で設定できます。
補助線を活用して、半端な長さの壁の配置も簡単に行えます。
軸名は1,2,3…、X1,X2,X3…、い,ろ,は…などの指定した記号で簡単に初期化できます。
壁チェックコマンド
同じ仕様の壁だけを見やすく表示します。
入力データの確認に威力を発揮します。
ポップアップヘルプ
写真管理機能
現状を示す写真のデータは撮影場所を示す矢印や入力したコメントが図面に配置できます。
配置した写真は入力データに保存されますので、データ管理が簡単です。
補強設計を支援
現状建物の耐震診断計算後、必要に応じて補強設計を行う場合に便利な機能が用意されています。
壁で補強
現状配置されている壁を強いものに変える、または今ある壁に追加して新しく壁を配置するなどの方法で建物の評点を高めます。
どこの壁を強くするともっとも評点が上がるかを分析できますので、効率よく補強できます。
壁工法は登録されている工法の他、追加登録することもできますので新しい技術や工法に簡単に対応できます。
接合部で補強
柱頭柱脚接合部を強いものに変えることで評点を高めます。
全体の接合部の補強効果を把握するにはレーダーチャート、個々の壁に関しては金物伏図が参考となります。
基礎で補強

RC基礎の抱き合わせ
壁単位で基礎の影響を考慮できますので、部分的な基礎の補強に対応できます。
補強案複写機能
現状の各階のデータを補強案にコピーできます。
コピーしたデータの一部を補強のために変更したり、壁を追加配置したりして補強案が簡単に作れます。
現状のデータだけでなく補強案同士のコピーもできますので、予算に応じた複数の補強案提案にも便利です。
各補強案で変更・追加されたデータは色が変わりますので、補強箇所が一目瞭然です。
補強設計の参考資料データ
現状に対してすべての「基礎」「柱頭柱脚接合部」を最大に補強した場合、バランス良く壁を配置した場合、劣化箇所を補修した場合、軽い建物とした場合などに評点がどのようになるかを示したレーダーチャートを表示します。
補強設計の方針を考える場合の参考となります。
目的に応じた耐震診断方法に対応
補強の要否に関するスクリーニングを主目的とした「一般診断法」と接合や部材の劣化状態など、詳しく調査して診断や補強を行う「精密診断法1」の2つの方法に対応した機能を備えています。
対象建物と計算方法 | |
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対象建物 | 平屋から3階建までの木造住宅 |
1階がRC造またはS造で2階以上が木造住宅の木造部分 | |
対象構・工法 | 在来軸組構法、枠組壁工法、伝統的構法 |
計算方法 | 一般診断法、精密診断法1 |
その他の耐震要素 (一般診断法) |
在来軸組構法、枠組壁工法では開口壁の長さによる「有開口壁長」と、「無開口壁率」のいずれかを選択 |
伝統的構法では垂れ壁付き独立柱、垂れ壁・腰壁付き独立柱から求める | |
必要耐力計算方法 | 一般診断法では総2階として求める「簡易」と各階の床面積比を考慮して求める「詳細」のいずれかを選択 |
精密診断法1では各階の床面積比を考慮して求める | |
耐力要素の配置等による低減係数 | 一般診断法では両側1/4範囲内の充足率の組み合わせから算出する「4分割法」と壁・柱の配置により偏心率を算出する「偏心率法」のいずれかを選択 |
プログラム関連図

① CADファイル※を下図として利用して、データ入力が行えます。
スパンと通り心名称をCAD図面から読み込んで自動設定できます。
② 入力した配置データや3DモデルをCADファイル※として出力できます。
③ HOUSE-省エネにデータを渡し、建築物省エネ法に基づく省エネルギー計算が行えます。
詳細は(株)建築ピボットにお問い合わせください。
※ 対応形式:mps、mpz、mpx、mpw、mpp、dwg、dxf、jwc、jww
3Dモデルは、mpw、mpp、jwc、jwwで保存できません。
別売オプション機能
柱頭柱脚金物算定(N値計算)
さらに補強設計を支援
簡易的に引張力を求めて仕口の金物を選定する方法として「N値計算」を用意しています。
出隅の柱を指定するだけで耐震診断計算と同時にN値を求め、仕口に必要な接合金物を見やすい表と平面図に出力します。
※HOUSE-DOC Ver.5が必要です。
※壁工法・柱接合部にカネシン製品のマスタをインストール可能となりました。
カネシン製品のマスタについては、カネシンホームページをご確認ください。
https://www.kaneshin.co.jp/
※「HOUSE-DOC」は、株式会社構造システムの著作物であり、著作権およびその他の権利は株式会社構造システムに帰属します。