操作・基本編
床、小ばり
床、小ばりの配置
床、小ばりの配置・応用編
マウスの操作(クリック、ドラッグ)により、床部材、小ばり部材を伏図入力画面上で直接配置して床構造を作成することができます。
複雑な小ばり配置のある床構造の作成も簡単に行えます。
そで壁、片持部材
そで壁の配置
片持ばり・スラブ、
出隅片持スラブの配置
そで壁部材、片持ばり部材、片持スラブ部材、出隅片持スラブ部材の配置を行う場合、片持部材の配置基端となる位置にマウスをポイントすると、配置後の状態を仮想表示します。
配置したい方向にマウスを移動してクリック、ドラッグするだけで片持部材を簡単かつ正確に配置できます。
操作・応用編
節点、任意軸を設定して、建物の平面形状を変形します。
グラフィック形式出力
出力方向の指定(横置き・縦置き)
出力方向の指定
(横置き・縦置き)
伏図、軸組図出力時の図の出力方向として、横置き、縦置きを指定できます。
縦置きで出力すると、横長の建物が分断して出力される、出力した図が小さくなり文字と重なって見づらい、といった問題を解決できます。
Excel、Wordで編集
Excel、Wordで編集
構造計算書に出力された、図、表、文字をExcelやWordに転送することができます。
コピー&ペーストされた図は、拡大しても数値、文字を判読できます。
データリンク
BIMと構造設計ソフト ST-Bridge による連携
ST-Bridge による連携
BUS-5 で入力した建物データ(柱、はり、壁、壁開口、ブレースなど)は、 ST-Bridge 形式ファイルとして出力して、BIM建築設計システム、建築構造図・躯体図作図・設計数量算出ソフトなどで読込むことができます。
BUS-5の建物データをBIMに活かす一例として、福井コンピュータアーキテクト(株)の「 GLOOBE 」との連携を紹介します。
SNAPを利用した、曲げせん断棒モデルの作成
曲げせん断棒モデルの作成
BUS-5で入力・計算した建物の曲げせん断棒モデルを、SNAPを使って作成します。
- BUS-5で応力計算を行い、SNAPに転送するデータを作成します。
- SNAPで載荷条件を設定して、増分解析を行います。
- SNAPで曲げせん断棒モデルを自動生成します。
SNAPは、任意形状の構造物に対する部材レベルの弾塑性の動的応答解析、応力解析、増分解析を行います。超高層建物、制振構造、免震構造などの建物や各種構造物の設計にも対応できる機能を備えています。
弾塑性解析(SNAPへデータ転送)
1.建物形状で変換
1.建物形状で変換
SNAPで形状変更などを行う際に便利なデータリンクです。
BUS-5で入力した建物形状の主架構の他、床構造、片持ち部材等も変換できます。SNAPで荷重計算、モデル化、応答解析を行います。
2.解析モデルで変換
2.解析モデルで変換
SNAPで形状変更を伴わない場合やBUS-5と解析モデルを一致させたい場合に便利なデータリンクです。
荷重項や解析モデルはBUS-5の結果を変換します。3D表示のため主架構は形状のまま変換します。
SNAPは、任意形状の構造物に対する部材レベルの弾塑性の動的応答解析、応力解析、増分解析を行います。超高層建物、制振構造、免震構造などの建物や各種構造物の設計にも対応できる機能を備えています。
弾性応力解析(FAP-3へデータ転送)
FAP-3へデータ転送
BUS-5のデータをFAP-3に転送することで、3Dモデルや固有モード図で部材配置や応力状態を確認できます。
FAP-3は、骨組み要素として線材のほか、平面板要素は面内剛性に加え、面外剛性を含む任意形状構造物の弾性応力解析を行います。
部材の断面リスト(BUS-断面リストへデータ転送)
BUS-断面リストへデータ転送
BUS-5で生成した部材の図面用データを、BUS-断面リスト(RC/SRCはり・柱断面リスト図面作成)に転送して、CADデータの部材断面リストを作成することができます。
【転送データ】
断面寸法、配筋、SRC鉄骨寸法など
BUS-断面リストは、表計算ソフトのような操作により入力されたデータを元にRC/SRCのはり・柱断面リスト図面を作成するプログラムです。
【作成可能なCADファイル形式】
mps、mpz、mpx、dwg、dxf、jww、sfc、p21