フォーラム概要


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構造フォーラム Hall West

免震・制振構造の最新事例とBIM活用の展望

建築構造分野で注目を集めている「免震・制振」と「BIM」という2つのテーマでフォーラムを企画いたしました。免震・制振構造は、学術研究や技術の動向と設計事例をご紹介いたします。
BIM(Building Information Modeling)は、お客様企業の取組みと弊社構造計算ソフトのデータ連携の進化についてご紹介いたします。

  • 挨拶

    加藤 准一 株式会社構造システム 代表取締役社長







  • 講演113:05 - 14:25

    超高層建築のレジリエンスを高める免震と制振のハイブリッド構造

    日本における超高層建築の建設は1960年代頃より始まった。強震観測体制の整備やコンピューター技術の発展がそれを可能とした。しかし、ある地点で観測される大振幅地震動は、100年スケールのものである。1995年兵庫県南部地震、2011年東北地方太平洋沖地震、2016年熊本地震を始めとする地震はこれまでにない地震動を引き起こし、超高層建築に大きな課題を突きつけている。本講演では、種々のタイプの地震動に有効に機能する免震機構と連結制振機構を組み合わせたハイブリッド免制振構造システムに焦点を当て、その応答低減メカニズムや簡易モデルによる地震時応答評価法、さらには今後の課題について解説する。
    CPD認定済

    【CPD認定】プログラムID:00246578

    竹脇 出 氏

    竹脇 出 氏  タケワキ イズル

    京都大学 大学院工学研究科建築学専攻 教授

    1957年 滋賀県出身
    1980年 京都大学工学部建築学科卒業
    1982年 同大学院修士課程修了
    1982年 京都大学工学部建築学科助手
    1996年 同 助教授
    2003年 同 教授
    2008-2012年 京都大学大学院工学研究科副研究科長
    1989-1990年 カリフォルニア大学バークレー校客員研究員
    2013-2015年 日本建築学会副会長
    2015年~ フィールドチーフエディター(Frontiers in Built Environment:スイス)

    ■主な受賞歴
    • 1990年度 日本建築学会奨励賞(論文)
    • 2004年度 日本建築学会賞(論文)
    • 2008年度 高層建築国際ジャーナル2008年Paper of the Year
    • 2014年度 日本建築学会著作賞

    ■著書
    • I.Takewaki, Dynamic Structural Design -Inverse Problem Approach-, WIT Press (UK), 2000.
    • I.Takewaki, Critical Excitation Methods in Earthquake Engineering, Elsevier Science (UK), 2006.(Second Edition 2013)
    • I.Takewaki, Building Control with Passive Dampers -Optimal Performance-based Design for Earthquakes-, John Wiley (Singapore), 2009.
    • I.Takewaki, M.Nakamura, S.Yoshitomi, System Identification for Structural Health Monitoring, WIT Press (UK), 2011.
    • I.Takewaki, A.Moustafa and K.Fujita, Improving the Earthquake Resilience of Buildings: The worst case approach, Springer (London), 2012.







  • 講演214:40 - 15:40

    超高層建物の設計事例2題
    (免震構造の設計と性能評価、制振構造の長周期地震動検証)

    免震/制振構造は、兵庫県南部地震以降に本格的な普及期に入り、近年では殆どの超高層建物にエネルギー吸収部材が組み込まれ、また一部には免震構造の採用も見られるようになりました。これらは、従来構造設計で扱っていた地震動に対しては非常に有効ですが、所謂「柔構造」であるが故の課題も浮上してきています。ここでは、風揺れ対策を施した免震超高層建物の設計と、長周期地震動に対する制振超高層建物の検証についてご紹介します。
    CPD認定済

    【CPD認定】プログラムID:00246582

    溜 正俊 氏

    溜 正俊 氏  タマリ マサトシ

    株式会社三菱地所設計 構造設計部 ユニットリーダー

    1986年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 修了
    1986年 三菱地所株式会社 入社
    2001年 株式会社三菱地所設計 出向

    ■主な作品
    水戸赤十字病院本館
    御殿場プレミアム・アウトレット
    東京ビルディング
    豊洲フロント
    鉄鋼ビルディング
    (仮称)丸の内1-3計画 など

    ■主な受賞歴
    2017年 第18回日本免震構造協会賞作品賞(鉄鋼ビルディング)

    ■資格
    一級建築士
    構造設計一級建築士
    技術士(建設部門)







  • 講演315:55 - 16:55

    BIM導入による構造業務の変革について

    BIM元年から11年が経過し、国内においてもBIMによる確認申請対応が一部可能となってきている。
    弊社では構造BIMフローを制定し、構造部門で初の試みとなるBIM確認申請に取り組みました。
    耐震偽装以降、ヘビーワークとなりがちである確認申請業務が構造BIMの活用でどう変わるのか。 構造BIMの現状とあるべき姿をご紹介します。
    CPD認定済

    【CPD認定】プログラムID:00246583

    宮内 尊彰 氏

    宮内 尊彰 氏  ミヤウチ タカアキ

    大和ハウス工業株式会社 東京本社 技術部 BIM推進部 担当課長

    1998年4月 大和ハウス工業株式会社入社
    2016年4月   同   東北構造設計部 課長
    2018年10月  同   東京本社 技術部 BIM推進部 担当課長







  • 講演416:55 - 17:25

    「BUS-6」と「Revit」の新しいデータ連携

    一貫構造計算とBIMソフト間のデータ連携は各ソフトウェアメーカーの努力により一定の成果を上げていますが、その運用形態は構造設計者が望むレベルには達していない現実があります。一貫構造計算「BUS-6」が代表的なBIMソフトである「Revit」との新しいデータ連携を実現した取り組みについてご紹介します。

     

    安田 正弘

    安田 正弘  ヤスダ マサヒロ

    株式会社構造システム 取締役





建築・FMフォーラム Hall East

これからの建築を考える ~AI、サステナブル、施設マネジメント~

私たちには様々な社会的な課題がありますが、建築とそれに関わる人々はそれらを解決する力を持っているのでしょうか。また、昨今AIなどのIT技術も注目されていますが、コンピュータの果たす役割はどのように変わっていくのでしょうか。
一方、サステナブルな建築を造り、継続的に運用していく、あるいはリノベーションしていく中、扱うべき領域も拡大しています。建築にかかわる人々の果たすべき役割も変わっていくことは間違いがありません。
本フォーラムでは、AI・デジタル技術、サステナブル建築、施設マネジメントなどの領域でイノベーションを起こすであろうトピックスに焦点をあて、これからの建築を考えます。







  • 講演513:00 - 13:30

    オープニングセッション「建築と情報を繋ぐ」

    私たちは様々な課題を解決するために、ITの力で建築に関わる人々の支援することを目指しています。このオープニングセッションでは、それぞれの著名なプレゼンターによるテーマ講演に先立って、建築ピボット、FMシステムのこれまでの取り組みや最新のデジタル技術、サステナブルな建築、施設マネジメントへのアプローチやこれからの方向性をご紹介します。

    千葉 貴史

    千葉 貴史  チバ タカシ

    株式会社建築ピボット 代表取締役社長

    柴田 英昭

    柴田 英昭  シバタ ヒデアキ

    株式会社FMシステム 代表取締役社長







  • 講演613:30 - 14:30

    グループシナジーを生み出す本社移転
    ~日本郵政グループ本社移転を事例に~

    2018年9月、日本郵政グループ本社は「霞が関」から「大手町」へ移転。この50年ぶりの本社移転は、本社社員6,000人が一気に移転する一大プロジェクトです。
    グループ各社が分散し非効率となっている状況から、「大手町プレイス」にグループ本社機能を一拠点に集約。郵政グループの企業価値を高めるとともに、新たなビジネスを生み出し、さらなる「グループシナジー」を生み出す本社移転を目指しています。また、BIMを用いたFM実現のため、建物データと什器データを組合せた資産管理を進め、新本社の管理に資する試みも行っています。
    今回の移転を契機に、さらに多くの企業との協働、地域の発展、より良き日本の創造につなげたいと考えています。聴衆の皆さんとの多くの議論を期待します。
    CPD認定済

    【CPD認定】プログラムID:00246585

    斎藤 隆司 氏

    斎藤 隆司 氏  サイトウ タカシ

    日本郵政株式会社 総務部 部付部長 本社移転推進室 室長

    京都大博士(工学)
    1986年 郵政省(現総務省)入省、大臣官房建築部等で施設建設、建築審査官として発注、監督等に従事。
    1999年 人事院行政官在外研究員制度により、英レディング大学大学院客員研究員として英PFI・PPPを研究し、日本版PFI導入に貢献。
    2001年から郵政所有の不動産活用を推進し、代表的なプロジェクトとして、郵便局へのコンビニ設置の第1号である「JPローソン」の導入、再開発プロジェクトの第1弾としての東京駅前のJPタワー(KITTE)等の再開発の企画、実施を主導。
    今回の大手町再開発事業も、郵政グループの不動産運用の一貫として、本社移転の責任者(日本郵政㈱本社移転推進室長)として推進。
    現在、日本建築学会社会システム委員会委員、発注者問題小委員会主査、日本ファシリティマネジメント協会FM推進戦略委員会委員等を務める。







  • 講演714:50 - 15:50

    人工知能はどのようにして名人を超えたのか?
    そして我々の未来はどうなるのか?
    ~人工知能研究の最前線で知った、人類のこれまでとこれからの話~

    「AI時代の到来により、人類はこれからどうなっていくのだろうか?」誰もに平等に訪れる未来の迎え方を一緒に考える60分。
    名人を倒した将棋ソフトPonanzaの作者であり、竹中工務店と資本提携したHEROZ株式会社のリードエンジニアが、人工知能研究の最前線で知ったこれまでとこれからの話を将棋に限らず幅広い視点でお話しします。
    果たして人工知能は怖い存在なのか?どのように付き合っていけばいいのか。未来を変える、その当事者になるためにはどのように考え方を変えて行けば良いのか。多くの人が漠然と感じる『AI怖いやつ理論』から脱却するために、様々な体験と人工知能の歴史の話を交えながらAIとの向き合い方をお伝えします。
    CPD認定済

    【CPD認定】プログラムID:00246590

    山本 一成 氏

    山本 一成 氏  ヤマモト イッセイ

    将棋AI Ponanza開発者/HEROZ株式会社 リードエンジニア

    1985年 愛知県生まれ。東京大学大学院卒業
    史上初現役プロ棋士を破った将棋ソフト『Ponanza』作者
    2017年には名人をも破り話題に。TBS『情熱大陸』出演
    現在は東京大学先端研客員研究員、現在愛知学院大学特任准教授、HEROZ(株)リードエンジニアを兼任

    ■主な著作
    人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?
    ~最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質~
    人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

    Global Leaders Forum 2017







  • 講演816:00 - 17:00

    環境シミュレーションと建築と人間

    過去に携わった自身の建築を例題に、環境が影響する人々の本来の在り方や今後の建築の存在意義を読み解く。
    シミュレーションを駆使しつつ、次世代の設計手法の可能性と、これからのデザイン、そしてエンジニアの方向性を探りながら、イノベーション時代のパイオニア小堀哲夫氏が建築を熱く語ります!
    CPD認定済

    【CPD認定】プログラムID:00246591

    小堀 哲夫 氏

    小堀 哲夫 氏  コボリ テツオ

    建築家/小堀哲夫建築設計事務所 代表

    1971年 岐阜県生まれ
    1997年 法政大学 大学院工学研究科 建設工学専攻 修士課程修了 (陣内秀信研究室)
    1997年 株式会社 久米設計
    2008年 株式会社 小堀哲夫建築設計事務所設立
    2014年 法政大学デザイン工学部建築学科 兼任講師

    ■主な受賞歴
    2015年 AACA(日本建築美術工芸協会)優秀賞
        日事連建築賞「国土交通大臣賞」
        中部建築賞
        BCS(日本建設業連合会)賞
        日本建築士会連合賞優秀賞
    2017年 JIA日本建築大賞
        日本建築学会賞作品賞
    他多数受賞

    ■主な作品
    ROKI Global Innovation Center –ROGIC-
    昭和学園高等学校
    南相馬市消防防災センター
    NICCA イノベーションセンター