セミナー開催報告
「中・大規模木造建築物の設計実務と確認申請の要点と注意点」
- 弊社は、構造計算ソフトFAP-3とMED-3の発売30周年記念事業の一環として、昨年11月と今年の3月に「中・大規模木造建築物」をテーマとしたセミナーを開催し、合計135名のお客様にご来場いただきました。
第1部では、確認審査機関のハウスプラス確認検査株式会社様より、木造建築物に対する防火・耐火要求や構造審査の要点に関するご説明をいただきました。続いて第2部では、金物メーカーの株式会社タツミ様より、木造特有の設計留意点や中・大規模木造建築物の設計事例を紹介していただきました。設計事例のパートでは、FAP-3とMED-3を使った解析の例題(※)もご覧いただきました。皆さま熱心に聴講され、質疑コーナーでは多くのご質問をいただきました。
近年、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」などを背景に、中・大規模木造建築物の構造設計ニーズが高まっています。特注品木材のコストや調達にかかる時間などの課題により、木造で建てられる物件数が少ないという現状でございますが、当セミナーでもご説明しましたように、流通品の集成材や金物を組み合わせて、工夫をして構造設計をすることにより、課題をクリアすることもできます。皆様の設計実務に役立つ情報発信をできるように、今後も努めてまいります。
※この度のセミナーのFAP-3、MED-3の入力例として紹介のありました「P3プラス金物を使用した12mスパン張弦
トラス」の現場写真が株式会社タツミ様のホームページで紹介されています。下記リンクよりご覧ください。
P3プラス 12mスパン張弦トラス採用物件 | ||
【セミナー概要】 |
第1部 「中・大規模木造建築物の確認申請について」 講師 ハウスプラス確認検査株式会社 家納吾郎氏、道場信義氏 第2部 「中・大規模木造建築物の構造設計プロセス」 講師 株式会社タツミ 實成康治氏 |
2013年11月29日 けんぽプラザ(東京)
2014年3月4日 今池ガスビル(名古屋)
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