コラム 雪国での太陽光発電
  • Last Updated 2011/02/02

開発コラム  雪国での太陽光発電

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自立型太陽自動追尾太陽光発電パネル!?

今朝の「NHKニュース おはよう日本」で雪国をターゲットにした太陽光発電のシステムが放送されていました。
屋根面に設置するのではなく、支柱に設置されており、30分に一回 太陽の方向に向くように移動する仕組みだそうです。
今までも融雪装置付きなど雪国用の太陽光発電パネルはありましたが、あくまでも屋根面に設置するタイプでした。
うろ覚えですが、形はこんな感じです。

一般的な屋根面に設置する方法より約1.7倍の発電量になるそうで、雪国でも十分に期待できるそうです。
また、太陽光発電パネルは気温が低い方が発電効率は高いという性質は雪国では有利です。
雪国での実績が証明されれば、需要が増えイニシャルコストも下がるでしょう。
実は、北海道や日本界側の雪国と他の地域の日射量を比較すると余り大差がありません。
雪国の太陽光発電の発電量減少は積もった雪の影響が大きな原因なのです。
自分でパネルの向きが変えられるので、将来は「雪が積もったら、自分でパネル面を垂直にして雪を落とす」なんて芸当もできるかも知れません。

雪国では冬の晴れの日の日光は大変貴重なエネルギー源です。
この貴重なエネルギー源を有効に使うことができるようになれば良いですね。